現在BSで再放送中の「まんぷく」


チキンラーメンの日清食品創業者、安藤百福とその妻をモデルにした物語です。


ドラマの中で私が一番ウザいと感じていた登場人物が、


主人公 福子の母、鈴(すず)です。


実際には足軽の娘なのに、


何かにつけ「私は武士の娘です」の決めゼリフを盾に言い訳をする。


それでいて憎めないキャラとして成立していたのは、


鈴役を演じていたのが松坂慶子さんだったからでしょうか。


松坂慶子つながりで思い出したのが、大河ドラマ「春の波涛」


昨年 友人が、文化のみち二葉館(名古屋市)を訪れたことも、


記憶をたぐり寄せるきっかけになりました。


貞奴の夫となる川上音二郎を演じたのは中村雅俊。


今こうやって見ると若いですね。


元芸者の貞奴が伊藤博文に水揚げされるシーンは、


40年くらい前の古い作品ながら、よく覚えています。


あとは、貞奴の元恋人で、福澤諭吉の娘婿 桃介がやり手の実業家で、


事業を大きくしていったこととか、


音二郎の劇団が海外で旗揚げ公演を行なったことくらいで、


最終回がどんなだったかは覚えてないんですよね。


いつか時間ができたらアーカイブで観てみたいです。


「おくさまは18歳」の頃の松坂慶子(主演は岡崎友紀)


リアルタイムで観ていましたが、


私自身まだ幼くて、ドラマの内容はわかっていなかったかも。


当時は知名度も低かった(と思う)ので、


松坂慶子の、このドラマへの出演が


世間に浸透したのは後々のことでした。


近しい所では「らんまん」で万太郎の祖母 タキ役ですね。


武士の娘とは違って、好感度の高い役柄でした。


再放送の「まんぷく」も佳境を迎えています。


良いドラマは良い俳優とともに、長年の記憶に残るものです。