前回の記事からの続きです。
赤間神宮の外拝殿。
お賽銭箱の前で手を合わせると、内拝殿が目に入ります。
なんと!外拝殿と内拝殿の間に水が張られていて、
こちらもまた竜宮城のような美しさでした。
撮影禁止ではなかったけれど、
霊験あらたか過ぎて撮るのをためらいました。
破風拝紋はやはり菊の御紋です。
金色の風鐸にも菊の御紋があしらわれています。
扁額には波を模った図案になっています。
拝殿側から見た水天門。
その向こう側には眩しく光る関門海峡。
(逆光で上手く撮れませんでした)
この日は2月とは思えない暖かさで、
悲しい歴史が起きたことが
嘘のように思えるくらいに海がきれいで、
尚更に悲しみを誘っているように感じました。
安徳天皇はもちろんのこと、
二位の尼や建礼門院は、どれほど切ない感情に苦しめられたことでしょう。
こういった背景が偲ばれる赤間神宮ですが、
気品溢れ、とても良い気が流れているように感じました。
いつかまた参拝に訪れたいと思わせてくれる神社です。