祇園祭は終わりましたが、
まだもう少し紹介したい内容が残っていますので、
どうぞおつきあい下さい。
祇園祭の宵山期間に合わせて開催される屏風祭。
こちらは藤井絞さんの屏風飾りです。
藤井絞さんは、創業100年を少し越えた絞り染めの呉服製造卸の会社です。
創業100年ではまだまだ老舗の部類にカウントされない京都で、
こちらの会社がどういう位置づけなのか、
業界に詳しくないのでよくわかりませんが、
毎夏これほどの見事なしつらえを披露されて
見物客に感動を与えてくださるのが嬉しいです。
ヒオウギは漢字で「檜扇」と書き、
扇が開いたような葉が特徴的です。
悪霊、疫病退散に用いられ、祇園祭に生ける風習があります。
右の屏風は「四季の図」
四季の花が描かれています。
今年も良いものを見せてもらいました。