彼氏の品格
その⑦「レディファースト」
こんにちは
今回のテーマは「レディファースト」です
レディファーストとは
レディファーストとは、
女性を崇高なものとして扱いますよ
淑女(レディ)として扱いますよ
という意味です
僕はよく「お姫様扱いする」と表現しています
女性はいくつになっても、
「特別扱い」されたいし、
「女の子扱い」されたいし、
「大切に」してもらいたいものです
レディファーストは、男性から女性への
「貴女を大切にしています」
という気持ちを伝える行為です
「レディファースト」ってマナーとは違うの?と思うかもしれません
ハッキリとちがうところとして、
当たり前のことですが、
女性に対してのみ行う
というところですね。
なぜこんな当たり前のことを言うかというと、とにかく「女性である」というだけで「特別扱い」をしてほしいからです
特別扱いするその理由、
それはただ「女性である」ということです
彼女だから、好きだから、
ではなく「女性である」からです
特にレディファーストとか苦手だなという人、
そこには「男と女の違い」を明確に持ってほしいです
レディファーストっていうと、男女差別じゃないかという議論があったりするのですが、
モテる男性は男と女で対応を明確に分けています
差別と揶揄されようが、抜け駆けだろうが、
女性を特別扱いし、喜んでもらい、
その女性からも愛される
誰も損をしないではないか
ということです
海外、特にヨーロッパではこのレディファーストが当たり前に行われています。
しかし、ここ日本においてはマナーというほどには広まっていない。
そうです。
これは、チャンスです
ヨーロッパのように、皆が当たり前のようにしていれば、レディファーストをしたところでそれは加点されません。減点されないだけで。
しかし、ここ日本においてはレディファーストは加点対象になりうるのです
日本でのレディファースト
しかしその反面、「レディファースト」が文化として定着していないことで、事態はやや複雑でもあります
恋愛・婚活マッチングサービス「pairs(ペアーズ)」調べによると、過半数以上の女性が男性が良かれと思った行動に困った経験があることが明らかになりました。
Q.男性の気遣いで「困った経験」はありますか?
■はい :59.7%
■いいえ:40.3%
これは、男性側の過剰なレディファーストが女性にとって迷惑に感じることがある、という事実です。。
かくいう私も以前レンタル彼氏として接客をしていた当初に、
「女性に扉を触らせない」と決め、お店のドアはもちろん、車のドアも必ず開けるようにしていました。喜んでくれる女性もいたのですが、、
20代前半の方を接客しているとき、特に車のドアを開けることに関して
「いや、そういうのいらんから」
と、ぶった斬られた経験があります
ここには、レディファーストで気をつけたい3つのポイントが隠れています
①彼女の求めていない過剰なレディファーストだったから
②私のエスコートがスマートでなく、「頑張ってる感」が出てしまっていたから
③女性がエスコートに不慣れだったから
まずは、①の過剰エスコート問題
求められていないレディファーストは
迷惑でしかないということ
例えばレストランでのレディファーストなどテンプレートを使っていいものもあるのですが、
日常的に行うレディファーストに関して、
◯相手
◯場所
◯状況
によって、使いわける必要があります。
次に、②の「頑張ってる感」が出てしまった問題です
私もレンタル彼氏をはじめた当初は、慣れないエスコートで「頑張ってる感」が出ていたと思います
自分より年上の女性なら、それも可愛いと許してもらえるかもしれませんが、
同年代や年下の彼女にそれを気付かれてしまえば、一気に幻滅されてしまいます
あくまでもレディファーストは
さりげなく、スマートに
を心掛けて!
最後に、③の女性側がエスコートに不慣れだった問題です
中には、男性からのレディファーストをほとんど受けたことのない女性がいます
扉を開けたときに、逆に恐縮されてしまい「どうぞどうぞ」と言われてしまったら、、
なんだか不格好なことになりますよね
スマートなエスコートには、エスコートを受ける側にもスマートに振る舞ってもらう必要があるのです
オードリー・ヘップバーン主演の映画
『マイ・フェア・レディ』をご存知ですか
言語学が専門のヒギンズ教授が、下町育ちで下品な言葉遣いの花売り娘イライザをレディに仕立て上げるというシンデレラストーリーです。
そこでこんな台詞があります
『レディと花売りの違いは、
”どう振る舞うかではなく、どう扱われるか”です。』
つまり、レディは生まれついてレディなのではなく、レディとして扱われてはじめて、レディになれるのです
同様に、紳士はレディがいるからこそ、紳士であることができるのです
女性側がエスコートに不慣れだった場合どうするか、
彼氏の品格としての結論は
とことんレディとして扱うことです
貴女はレディなのだから、してもらって当然だと、教えてあげてください。
ここまでレディファーストの目的、役割について考えていきました
実践編
ここからは、いざ実践です!
日常のシーンで気をつけたい「レディファースト」について考えていきたいと思います
★車道側を歩く
定番中の定番ですが、できていない人は意識しておきましょう。あくまでもさりげなくね。
★扉をあける
扉があれば可能なかぎり男性が開けるようにしましょう。
★エレベーターの扉
エレベーターでは女性を先に乗せ、先に降ろすようにしましょう。その時エレベーターの扉は押さえておきます。
★エスカレーターや階段では女性の下側に立つ
これは転倒に備えることと、スカートを覗かれないようにするためです。
★荷物
重い荷物は男性が持ちましょう。ハンドバッグなどは自分で持ちたいという女性が多いので、注意しましょう。
★フレンチレストランでのレディファースト
フレンチレストランでのレディファーストについては、細かく見ていきましょう
他の場所では、忖度をしながら、やりすぎじゃないかな?なんて気にしながら行ってきたレディファーストですが、
ここレストランにおいては、思う存分披露してください
見せ場ですよ
●必ず男性が予約をする
苦手な食べ物やアレルギーはないか、
お酒は飲むかなど、確認しておく
●入口の扉を開けて、女性を先に店内入れる
受付で名前を告げるのは男性です
●クロークで荷物やコートを預ける
女性がコートを脱ぐのを手伝う
●席への案内は女性を先に歩かせる
●上座、もしくは見晴らしの良い席に女性を
●座る時に椅子を引いてあげる
スタッフがいる場合はスタッフが引いてくれます
●注文は男性がまとめて行う
彼女がメニューで悩んでいたら、リードしてあげてください
●カジュアルなビストロやバルなどでは、取り分ける料理が出てくることもありますよね。その時は男性が取り分けてください。
量を考えながら、綺麗に取り分けましょう。
●相手のペースに合わせて食べる
早すぎるのも、遅すぎるのもダメ🙅♂️
●ドリンクの減りを気にかける
ドリンクが減ってきたら、男性が気付いて注文しましょう
●スマートにお会計を
●帰り際もクロークから預かったコートを着せてあげてください
私はいつもレストランと一緒になって女性をもてなす。
という意識で振る舞っています。
アナタがエスコートを頑張ってるのはお店のスタッフにも伝わるので、暖かく協力してくれると思いますよ
今回は、「レディファースト」についてでした。
スマートに振る舞うためには、慣れも必要です。慣れてくればより自然に行えるようになります。
日頃から、レディファーストを心がけてまたてください
それではまた