過去の記事に書かせていただきましたが、10年ほど前に、「長寿の方々はよく肉をよく食べる」というイメージ作りが流行りました。
TVや雑誌などで、よく見かけましたね。
今でも、高齢者向けの本で、肉を食べれば元気に長生きできるなどという啓蒙をよく見かけます。

けれど、身近に長寿の人がいると、そうではない人も多いことに気づいておられるでしょう。
私の長寿の祖母は、肉も魚も、年に数回しか食べませんでした。
それだけじゃなくて、果物も生野菜も食べませんでした・・・。
普段は、ほとんど具のない味噌煮込みうどんばかり食べていました。
あとは、羊羹と甘納豆です。

祖母の食事を思い出すと、とくに、生のものを食べていなかったことに驚かされます。
果物は「すっぱいから嫌い」でしたし、生野菜なんて苦いから嫌だと言って一度も食べませんでした。
漬物も苦手で食べませんでした。

いまの時代、生搾りジュースが良いとか、青汁が良いとか、生野菜サラダが良いとか、いろいろなことが言われています。
それらはビタミンが豊富だとか、火を通すとビタミンが壊れるとか、生のものから摂取できる酵素が身体にいいという教えもよく見かけます。
けれど、そもそも、酵素やビタミンは、唾液や胃酸や胆液などで壊れてしまうのではないでしょうか・・・。
(※私は栄養学者でも医師でもない、ただの素人なので、ただ思ったことを書き留めているだけのブログですので、適当に読み流してくださいね。)
それに、江戸時代の人々は、フルーツジュースを飲んだり生野菜サラダを毎日のように食べていたのでしょうか・・・??
普段は食べていなかったように思います。
ごくたまに、病気のときに葉っぱをすり下ろして摂取したり、金柑やゆずを煮て摂取したりしていた記録はあるようです。

そもそも、生の植物は毒が強いので、干したり、発酵させたり、煮たりして、毒を減らしてから食べていたのではないでしょうか。

ドレッシングというものが登場したのは昭和のバブル時代です。日本人の長い歴史からみると、サラダをたべるのもつい最近始まったことでしょう。

とすると、現代の女性たちは、生のフルーツや野菜のもつ毒をそのままガンガン取り入れていますが、それも身体にとって毒になることがあり、その毒素を外に出そうとするため、排泄の一種である生理も重たくなるのではないでしょうか。
そんな気がしております。。。

(あくまでも、素人の私の勝手な考えを書き残しているだけですので、ご批判はご遠慮くださいね♡)