始まり⑤
あれは夢だったのか。。
でも確かに唇の感触は覚えてる。
何で自分はあんなことを言ったんだろう。
自己嫌悪におちいりながら、彼女のこと、あの日の夜のことを考えた。
彼女がどうしてキスしてくれたのか、真意は全くわからないけど、僕の中では変化があった。
一生親友。
こう2人で言い合ってきたのに、親友じゃいられそうになかった。
僕は彼女を好きになってしまった。
と思う。
一時だけの感情かもしれないし、自分がきつい時に優しくしてくれたから。
ましてや、抱き合い、キスまでしてしまったんだ。
恋人気分になってしまったのかもしれない。
後悔と疑問がのしかかってきた。
つづく。