絵本には発見がいっぱい
こども向けの絵本には 「はじめてのおつかい」「あさえとちいさいいもうと」 のように 絵の描写も優れていて素晴らしく、また違う絵本同士で関連のある絵が隠されていたり と、文章のストーリーだけではなく、絵も楽しめる要素がいっぱいあります。
ストーリーを楽しむ以外にも、一枚一枚の絵を こどもと一緒にゆったり眺めながら「絵解き遊び」をしてみましょう♪
たとえば、次のような絵
こんな視点から絵解きをはじめてみることができます。
絵に出てきた物の名前をお話して、語彙を増やすのを楽しんでみる♪
「左から、大太鼓に、中太鼓、小太鼓に、アコーディオン、シンバル 色んな楽器があるね、楽しそうだね。」
etc
問いかけクイズをしながら 遊んでみる♪
「問いかける」ことは、受け身ではなく、こどもたちに主体性を持たせるとても楽しい遊びになります。
また、問いかけられることで、脳の前頭葉の発達を促す効果もあります。
上の絵の場合も
「みんなでお揃いのものがあるね。どれかなー?」 「赤いとんがり帽子だね」
「大太鼓はどんな音がするのかな?」 「ドンドンドン!!」 etc
問いかけるときのポイントには次のようなことがあります。
こどもが答えるまでの時間をあせらせないで、ゆっくりもつ。
「なんだろうね?」「なにかなぁ?」 なんて コトバをお話して顔をみつめてあげながら。
こどもは分かっていても大人ほどすぐに表現に出せなかったりするので、ゆったりした気持ちで♪
一度にたくさんの問いかけはしない。
疲れさせない程度に♪
決してテストはしないで、絵解きを通じてできる発見を楽しむこと。
問いかけのときは、これが一番大切だったりします♪
こんな風に、一つの絵本から 観察力や直感力など 色んな力を養ってあげることもできます。
そのうちに こどもの方からいろんな発見を増やしてゆくのも楽しみですね♪
絵本には、素晴らしい優れた描写の絵本がたくさんあるので
そんな絵本を手にしたら、是非一度、「絵解き遊び♪」も楽しんでみてください
このブログを何かのご縁でご覧になる方の、読み聞かせの時間がますます幸せになりますように