カウンセリングサービス清水三季央（しみずみきお）です。今回は態度の悪さをテーマにしました。
態度が悪い相手
男女関係がうまくいかない時、相手の態度が悪いというケースがあると思います。相手の態度が悪いのだから関係が悪くなって当たり前ですが、それでも好きな相手だったりカンタンに別れられないなど、ご自身が対処したい感じる方も多いと思います。
ご自身が望んでとりくみたい場合に、どのように考えたらよいのかヒントをお伝えしたいと思います。（個別のケースによりますので、考え方としてヒントにしてください。）
なぜ態度が悪いの？
なぜ態度が悪いのか？相手が悪い態度の時、その人が心の奥で傷ついていたり、何か悪いことをしたため、罪悪感を感じていて「私は悪いので相手は受け入れてくれないのではないか」と不安に感じている可能性があります。（本人が自覚している場合、無自覚の場合があります）
だから、悪い態度をとることで、もし受け入れられなくても傷つかずに済むようにしていると解釈することができます。
反対に、相手が良い態度でも受け入れられないとしたら、とても傷つくでしょう。このようにして、自分を守ろうとしているのかもしれません。（このように解釈できるから、正当化されてよいということではなく、純粋に、このような状態だと理解してくださいね。）
と言われても
と言われても、そのような相手と関わっていると自分の心も傷ついてゆとりを失ってしまうと思います。なぜ私が受け入れないといけないの！と怒りを感じるとしたら、すでに心のゆとりを失っているのかもしれません。
自分自身のケアのために、好きなことをしたり、休息をとったり、自分一人の時間を多くとったりしてみてください。
態度の悪い相手に自分が心のゆとりがない状態で関わることで自分の態度も悪くなってしまい、関係をより悪化させてしまう可能性もあります。
どうしたらいいの？
相手が心の奥で傷ついていたり、何か悪いことをしたため、罪悪感を感じていて「私は悪いので相手は受け入れてくれないのではないか」と不安に感じているということですから、相手に安心感を与えることが目標になります。
相手に安心感を与えながら、健全に対応をしていると、相手の態度が少し、もしくは急に良くなる場合があります。この時にこちらも相手へ良い態度で関わることで、相手の態度が改善されやすくなります。
気をつけること
相手の態度が良くなる瞬間がやってきた時、こちらが怒りを感じる場合があります。これまで辛かったんだという気持ちがあふれてしまっている様子です。こちらの態度が悪くなってしまうと、相手の態度も悪くなりやすく、これまでの努力がやり直しとなる場合もありますので、気をつけましょう。
パートナーシップの危機にはどちらかが先に努力をすることで乗り越えた先の幸せを享受できることもあるものです。（ご自身が望んでとりくみたい場合です）
おわりに
おわりまでお読みいただきまして、ありがとうございます。常に相手の態度が悪い方など、相手に寄り添って努力するよりも、そのパートナーシップを考え直した方がよい場合もあります。またとりくむ場合にはご自身の心のケアをしながらとりくんでくださいね。必要ならカウンセリングでサポートさせていただきます。ヒントにしてください。
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