こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
今日は愛されていることを理解して、さらに心で実感していくことをしましょう!というお話になります。
お楽しみに〜。
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愛を心で実感する
〜愛されている理由を声にする〜
愛を見つけていくことをテーマとする
その目的はクライアントさんの状況によって違うのですがパートナーからの愛を見つけていくことをテーマとすることがあります。
パートナーが向けてくれている愛を見つけて愛を感じることで幸せ感を増やす目的でそれをしていくこともあれば、パートナーからの愛を感じることでパートナーに持っている不満を打ち消す目的でそれをしていくこともあります。
愛を見つけていくことをテーマとするカウンセリングをしているさいに、パートナーが愛してくれている理由を明確な言葉にして声に出して表現してもらうことがあります。
それは、なんとなく感覚的にわかっていることを明確な言葉にして声に出していく作業をすることで、心から愛を実感できることがあるからなんです。
愛してくれている理由
例えば、クライアントさんが結婚されている女性だとします。
名前をA子さんとしましょう。
A子さんは、夫からの愛情表現が少なく不満を感じているとします。
『夫は私との暮らしになれるように頑張って働いてくれているので、夫は私とのことを大事な存在と思ってくれているとは思う。
だけど、それを言葉として表現はしてくれないので、時々私のことどう思っているんだろう?家政婦のような存在と思っているんだろうか?という気持ちがよぎってしまう』
と思っているとします。
A子さんの夫さんは、真面目で誠実な人で普段から口数も少なく、愛情表現どころか、自分が何を思っているのか何を感じているかも、ほとんど口にしないような人だとします。
そんな夫に「アモーレ、今日の君も本当にすてきだね」とイタリア人みたい愛情表現をする人になって欲しいと要求しても表現下手な夫がそんな変化をするのは難しそう。
そんな時に、夫を変えることが難しそうなので、
「あの表現下手なご主人さんの愛情表現でさえ愛を感じられる感度が敏感なあなたに変化していくことで、愛されていることを感じられるようにしていきませんか?」
という提案することがあります。
そのようなやりとりの流れでパートナーからの愛を見つけていく作業をしていくことがあります。
そのさいにクライアントさんにある質問をすることがあります。
↓
「あなたが嬉しいかどうかは別として、ご主人さんなりに愛してくれてるんだろうなぁと思えることは何かありますか?」
そうするとA子さんが
「そうですね・・・、買い物に行く時に車を出してくれるとかですかね。夫は買い物には全く興味がないんで買い物中は車の中で待ってるんですけど、車を出してくれることが夫なりに愛してくれていることの一つかもしれません」
と、答えてくれたとします。
A子さんの口から、"これが夫なりの私への愛情なんだ”という回答を言ってくれているので、A子さんの認識として"これが夫なりの私への愛情なんだ”という認識はあるわけです。
認識はすでにあるわけですけど、さらに質問を重ねていくんです。
「なぜA子さんが買い物に行きたい時に車を出してくれるんですかね?
旦那さんは買い物に全く興味がないんだったら家でゴロゴロしていたほうが楽そうですよね?」
というような質問するんです。
するとA子さんが、
「私が重い荷物を運んだりしなくていいからですかね」
と答えたくれたとします。
さらに私が質問をするんです。
「なぜご主人さんは、A子さんに重い荷物を運んだりしなくていいようにしてあげたいんでしょうね?」
するとA子さんは、こう言うとします。
「な、なぜって・・・私のことが、た、大切だから・・なんですかね(涙)」
言葉にしていくと心が動いて涙がでてくることがあったります。
これは、つらい気持ちの涙ではなく、愛情を感じての涙です。
愛を心で感じる作業
もともと「主人さんなりに愛してくれてるんだろうなぁと思えることは何かありますか?」という質問だったので、A子さんの頭の中で何となく自分のことを大事に思っているからなのかなとぼんやりとはわかっていることなんです。
そのぼんやりとはわかっていることを、なぜ?、なぜ?、なぜ?と質問を重ねていくことで、パートナーが愛してくれている理由を明確な言葉として浮かび上がらせていきます。
そして、それを声に出していくと心が動いて、心で実感していけることがあるんです。
頭で理解するというより、心で実感する為の作業をしているのですね。
まずは、なぜ?、なぜ?、なぜ?と質問を重ねていくことでパートナーが愛してくれる動機を明確な言葉として浮かび上がらせていく作業でクライアントさんが頭の中で答えを思い浮かべる段階。
これを第1段階とすると、この第1段階でも心が動いて愛を感じ始めることがあります。
それを言葉にして声にだしてもらうことをするのが第2段階。
第1段階で心が動いて愛を感じた人は第2段階の作業でより愛を感じることが多いです。
涙腺が崩壊する人も中にはいます。
第1段階では、なにも心が動かなかった人も、第2段階で声に出し始めると心が動いて愛を感じる人もいます。
あなたも試してみては?
今回はカウンセリングでの私とクライアントさんとのやりとりのケースを紹介しましたが、これはご自身一人でもやってみることができる技でもあります。
1:まずはパートナーが愛してくれているであろうをことを考えてみる。
↓
2:その愛してくれている動機を、なぜ?、なぜ?、なぜ?と自問してパートナーが愛してくれる理由を明確な言葉として浮かび上がらせていく作業をする。
↓
3:そして出てきた答えを一人で呟いてみる。
カウンセリングとは違って、ご自身一人でやると思考優位になる要素が多いのでカウンセリングで行う時よりも心が動きにくい面があります。
仮に思考優位になってしまい心で感じる段階にいかなかったとしてもパートナーが愛してくれていることの理解は深まるでしょう。
一人でやってみて心で愛を実感できるといいですね。
よかったらお試しください。
++
パートナーが愛してくれている理由を明確な言葉にしてく作業をしていく時に「私のことを愛してるから」とか「大事に思っているから」などの言葉にならずに「やらないと私が機嫌が悪くなるから」とか「世間体の為」とか、そんな答えが出てくることがカウンセリングの現場ではあります。
そんな答えになる時は、パートナーとの関係で傷つきすぎている時が多いんです。
もし、あなたが一人でこれをやってみて、そんな答えに行き着くときはパートナーとの関係で傷ついているのかもしれません。
そんな時は、その傷ついている気持ちを誰かに受け止めてもらって、あなた自身がケアーをされる体験をするのをオススメします。
ケアーが進み心が癒やされてくると、また別の答えが思い浮かびやすくなっていくことでしょう。
この話が何かの参考になれば幸いです。
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