恋愛テクニック-プロフィール-原裕輝

 

こんにちは。笑
カウンセリングサービスの原裕輝です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

本ブログ、恋愛テクニックの読者の中にも能登半島地震にて被災された方もいらっしゃるかと思います。
被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

 

今も大変な思いをされている方が多々いらしゃるかと思います。
皆さまの安全と復興を心よりお祈り申しあげます。

今回の記事は、怒りの性質についてのお話です。

 


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怒りは出口を求めて気づかぬ間に飛び火する

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

怒りという感情の性質

 

怒りという感情は溜まっていくと出口を求めていく性質があります。

すると出口を求める怒りの性質から、本来怒っていることとは違うことを怒りのはけ口(出口)にしてしまうことがあります。

その時の本人としては、その違うことに怒っているという認識になっており、本来怒っていることのはけ口としてそのことを使っているということを気づけていないケースがあります。

そして本来怒っていることは違うこと怒りを出しているだけで、本来の怒りの原因は解消されてないので、継続して違うことに怒りのはけ口を求め続けてしまうというケースがあります。

+++

例えば、A子さんという女性がいたとします。

A子さんは彼氏の体調が悪そうだと、
「大丈夫?私、風邪薬持っているけど飲む?」
とか、
「ネットで調べたらまだ空いている病院があるけど車をだそうか?」
など彼の体調の悪さを気にかけて、言葉をかけるような女性だっとします。

しかし、彼氏はA子さんが体調が悪そうな時にA子さんに声をかけるような人ではなかっとします。

A子さんが咳をしていても、その咳に関して彼のコメントは無し。

そんなシーンがある度にA子さんは、
『私は彼氏に大事に思われていないんじゃないか』
と寂し思いをしていたとしします。

そして、その寂しさはやがて『彼は私のことを大事にしてくれていない!』という怒りに変わっていきます。

A子さんは彼氏に対して
「私が調子が悪い時に、あなたは私に大丈夫?などの声をかけてくれない。その度に、あなたに大事にしてもらえていないと私は感じている」
というコミュニケーションは行わず、一人で悶悶とその思いを抱えていたとします。

そしてイライラ(怒り)が蓄積していきます。
蓄積した怒りは出口を求めます。

そんなA子さんが、とあるファミレスに行ったさいに店員さんがオーダーミスをし、そのことについての店員さんの謝罪の仕方がA子さんが気に入る謝罪の仕方ではなかったという出来事が起きたとします。

そんな出来事があると、それをきっかけに彼氏のことで蓄積していた怒りが出口を求めて噴出しだすのです。
 
A子さんは、店員さんの対応について不満を伝えます。
 
それでも治まらず、店長さんを呼んで不満を伝えます。
 
店長さんからも謝られるのですが、それでも怒りが治まらないA子さんは本部のコールセンターに電話して店員の対応、そして店長の対応について苦情を言います。
 
本部のコールセンターからも平謝りされ、お詫びとして無料お食事券を贈られることになりました。
それくらいA子さんの怒り様は大きいものでした。

そのことばかりかA子さんは、職場の後輩にも怒ることが多くなったり、家族とケンカすることも多くなるなど何かと怒るシーンが多くなっていったとします。

 

怒りのはけ口

 

これはA子さんの認識ではファミレスの店員さんの対応について怒っているという認識なのですが、ファミレスでの出来事をきっかけに本当は彼氏とのことで溜まっていた怒りの感情がでてきているのです。

平たく言えば、ちょっとはファミレスの店員さんの対応についての怒りがあったとしても、大部分は彼氏への怒りのはけ口として店員さんや店長さんを使っているのです。
(はけ口にしているとは自分でも気づいていません)

そしてはけ口として怒りの感情を出すシーンはあるのですが、本来の怒りの原因が解消されていないので、また怒りは蓄積されていき、職場の後輩との出来事、家族との出来事をきっかけに彼との関係で作られた怒りの感情が噴出するのです。

場合によっては溜まった怒りが何かをきっかけに飛び火することを続けると、人間関係が崩れたり、トラブルメーカー扱いをされてしまい人から距離をとられるということがおこるケースもあります。

 

 

気づくことが重要

 

この場合はA子さんは本当に怒っているは彼氏に怒っていて、その怒りを他の人にぶつけてしまっていてたんだと気づくことが重要です。

気づくと効果的な対処法や、解決法が考えられますから!

気づけると、できることはいっぱい考えられます。
例えば・・・ 
 ↓
・いっぱいいっぱいに溜まった怒りや、さみしさを誰かに話して受け止めてもらい、そうやってストレスケアーをしておくことで、何かのきっかけを使って溜まった感情が(A子さんのファミレス事件のように)暴発することを防ぐという予防策をたてれることもできます。

・他の人にぶつけないように気を付けようと意識してすごすこともできます。

・彼にコミュニケーションをとって本当に大事にしていないのか、それとも自分の捉え方の問題なのかを精査することもできます。

・彼に至らないところがあれば、変わってもらうように伝えることもできます。

・コミュニケーションをとってみて彼が本当に大事にしてくれていないことがわかり、そして彼がその点を変える気がないのであれば、この先何年間も寂しい思いをする環境から離れよう(お別れ)という選択も考えられます。

・自分の捉え方の問題なのであれば、捉え方を変えることを課題にすることもできます。

・彼のA子さんを大事にしようとするポイントが体調不良の時の声かけではなく、他のポイントであれば、そのポイントを見つけていくことで大事にされているという感じるきかいを増やすこともできます。

気づけると対処法、解決法を考えることができるので、本来の怒りがあり、それが違うところに飛び火していたことに気づくということはとても重要なのですね。

+++

最近、怒ってばかり!
前なら、そんな怒らずにスルーできてたことなのに最近は怒ってしまう!

そんな時は、もしかしたら本来の怒りがあり、その怒りが出口を求めて、違うところに飛び火をしてしまっているのかもしれません。

もし、
最近、怒ってばかり!
前なら、そんな怒らずにスルーできてたことなのに最近は怒ってしまう!
ということがある方は、ご自身の心と向かいあって、本当に怒っていることがあり、それが違うことをきっかけとして怒りが噴出していただけでは無いか?とチェックしてみてもいいかもしれませんね。

気づけると効果的な対処方や、解消方を見つけやすくなれますから。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かのヒントや、参考になれば幸いです。、
 

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

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