こんばんはカウンセリングサービス清水三季央(しみずみきお)です。今回は弱みをテーマにしました。
弱みとは？
(この項目は前回と同じです)弱みとはここでは、自分の中で自信がない、また自信が少なくて弱いと感じているジャンルを指しています。
例えば、おしゃべりが苦手な人が、そんな自分に自信がもてないので、おしゃべりが苦手なことを弱いと感じているとしたら、その人の弱みはおしゃべりが苦手なこととなります。客観的にすべての人がおしゃべりが苦手な様子を、弱みととらえているとは限らないからです。
では弱みをみせることでのメリット・デメリットについて考えてみましょう。
弱みをみせるメリット
弱みをみせることで、相手が受け入れてくれた場合は、自分の中で自信がないジャンルでも、自分をより受け入れることができ弱みについても自信がつき自己肯定感を高めることにつながります。相手が自分の弱みを知ることで相手がやさしく関わってくれたり意外性を感じられるなど自分へのかかわり方や印象がよりよくなる場合があります。
弱みをみせるデメリット
弱みをみせることにはデメリットもあります。（デメリットがあるから一般的に弱みを隠しがちでもありますね）弱みをみせることで、相手にネガティブな印象を与えたり、相手から否定されたり、嫌悪感をもたれたりする可能性もあります。また、弱みをみせることで、自分の中で自信がないジャンルに対して、さらに自信を失ったり、ネガティブな気持ちになってしまう場合もあります。
弱みをみせるコツ
どうすればデメリットを避けられるのか、多くあるコツのうち2つをご紹介します。
１相手のタイプをチェックする
第3者の弱みがあらわれた場面で相手がどのようにリアクションしているかで相手のタイプをチェックしてみましょう。
例えば飲食店の店員さんが接客に不備があるときに、店員さんやお店に対する、態度（マナーがよくても不満がにじみ出ている場合など）によって相手が人の弱みを受け入れやすいタイプかどうか検討をつけられます。（もちろん第3者に厳しくても好きな人にはやさしい場合も多くあります）相手が弱みを受け入れてくれなさそうなタイプかもしれないときは「今日のヘアスタイル、前髪を少し失敗してしまった・・・」など、弱みでもない弱みをみせるなどして少し慎重に試してみましょう。
２．バランスをとる
弱みをみせるときは、強みも一緒にみせると安全です。弱みだけをみせると、自分をネガティブに扱っているようにとらえられたり、弱みしかない人と誤解されてしまうこともあるかもしれません。
例えば、相手の話をよく聴いていたら、相手が「つい、たくさん話してしまったよ。聴き上手だね。」と自分の強みをわかってくれた後に、「実は私、おしゃべりが苦手なの」と弱みをみせると、相手が「苦手でもゆっくりでいいから僕にもお話を聴かせてね。」と対応してくれるかもしれません。
おわりに
弱みというのは誰もがもっていて、弱みでネガティブな体験をするからこそ強みを身に着けて成長しているともいえます。弱みをうけいれ、弱みも強みも活かしたコミュニケーションができるとパートナーシップはより豊かになります。より実践的なコツを知りたい、弱みをみせても傷ついてしまうことが多いという方はカウンセリングでご相談くださいね。
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