こんにちは、三好成子です。

毎週火曜日の《モテオーラ養成講座》は那賀まき、桑野量、服部希美と共にお届けしております。

幸せになっても良いって思えないの…

 

◆幸せになる訳にはいけない事情

昔話のかぐや姫

彼女がなぜあんなにも無理難題で人を拒み続けたのでしょうか?


次から次へと無理難題を置いて、「このハードル飛んでみなさいよ」を続けていた彼女。

これでもか、これでもか!とハードルを置いていくというのは、目の前の人をすぐには受け入れられない状態だということなんですよね?



「本当に?」

「本当に何があっても私を求めてくれるの?」と、試し続けているんです。

 

さあ、どうでしょう?

現代でも、かぐや姫のようなことをやっておられる方はいませんか?


大好きな人に告白された。

「うれしい!」と同時に「そんなことあるはずがない!」が頭に浮かぶ…。

「本当に?」「本当に私でいいの?」と、急に不安になってくるので、ついつい『本当にそうなのか?』を確認したくなるんですね。

そして、「このハードル飛んだら信じよう」とちょっと悪い私をチラ見せしてみる…。

「あれ?大丈夫なんだ」

そこで納得すればいいんだけど、もっと試したくなってしまうんですよ。

「これはどうだろう?」

「じゃあ、これは?」

 

どんどん欲求が大きくなって、彼のほうも「もしかして、好かれていないのかも?」と思いはじめったりし始めます。

 

そして、無価値感でいっぱいになった彼は「僕ではだめなんだ」と去っていくとします。

 

去っていった背中を見た現代版かぐや姫は「やっぱりね」

「やっぱり私のことを本気で愛してくれる人なんていないんだわ」と、また「私を愛してくれる人はいるはずがない」という信念を強めてしまう…そして、次の恋ではもっと多めのハードルを用意してしまうんです。

 

そうしているうちに、「私のことを本気で愛してくっる人なんて、この世にはいないんだわ」を強めてしまうわけです。

 

 

かぐや姫のように、自分はこの地球からいずれ居なくなることを知っていて、パートナーをつくる訳にはいかないという前提がないにもかかわらず、幸せなパートナーシップを自分に与えることを避けている人がいるんですね。

 

自分に対しての何らかの罰を背負わせているようにも見えます。

 

罪悪感と言うやつですね。

こんな悪い私が幸せになっても良いと思っていない、幸せになるはずがないんだから、今目の前の幸せは偽ものに違いないって思ってしまうんですね。

偽物でなくても、すぐになくなってしまうような幸せに感じるんです。

 

受け取って喜んで『嘘でした~』と言われてしまうのがつらいんです。

幼いころに、何かに期待して裏切られたという記憶がしみ込んでいるのかもしれません。

 

もしかすると、幸せにならない事で得られるものがあると思い込んでいることがあるかもしれないんですね。

それは、『期待外れ』という幻滅を感じなくて済むという感覚です。


こんな私が幸せになれるはずがないから
今、喜んでしまうと後にきっと『信じたら 喜んだら 間違いなく嫌なことがくっついてくる』という方程式が出来上がっていたりするんですよ。

 

だから、次から次へとハードルを置いてしまうことになるんですね。
試し行動です。


傷や、痛みの中にいるときは、相手がどう感じるか?と思えないものなんですね。
痛いですからね、自分の痛みしか見えないんです。

自分が置いた無理難題を、どれほど頑張ってハードルを跳んでくれているのか・・・という事に目を向ける事が出来たら
私を後で傷つけようとする人かどうかが見えてくるものです。

でも、自分の痛みが強いときは、そういう相手の頑張って飛ぼうとしている姿は見られないんですね。
それくらい自分を守らなければいけないくらいの痛みがあるんですけど…


だとすれば、その痛みと感じているものが、時間が経っても、痛みが薄れない理由を知っていくことも必要かもしれません。

傷と言うのは(物理的に)時間経過とともに痛みが薄れていくことが多いですね。
その痛みが、一向に薄れないとすれば、なおすために出来てきたカサブタを、毎回治癒する前に剥がしているのかも知れません?

何のために?

ずっと 痛みとして持っておくために・・・


痛みとして持っておくことで、しなくても良いことが
あるとすれば何なのでしょう?

 

◆無意識では嫁に行きたくないと思っている

例えば、竹の中から救い出してくれたおじいさんとおばあさんが大好きで、ずっと一緒に暮らしたいって思っていたのに

「嫁に行け!」と言われた!

こんなことでも傷になったりするんですね。

「私は おじいさん、おばあさんにとって いらない子なのね・・・わたしがここに居てはいけないのね?」

完全な誤解であったとしても、そう感じたかぐや姫にとっては真実なんですね。

すると、かぐや姫としては、大好きなおじいさん、おばあさんの言うことを聞かなくちゃって思うので、一見嫁に行く風を装ってみるのですが、本気で嫁に行きたいわけじゃないので、行かなくても良いような一見 真っ当な理由をつけたりハードルをいっぱい置いて、相手がつぶれていくことで 嫁に行かなくても良いような事をやってしまうこともあるようなんですね。


もちろん無意識でですけれどもね。

無意識だから厄介なんですけどね。

 

これって、じゅうぶん愛されていなかったという、おじいさん、おばあさんへの不満と考えることも出来ます。

まだまだ足りないと思っているとか、「私なんて必要とされていないんだわ」と思い込んでいたりすると、おじいさんとおばあさんへのやり残し感があって次へと進めないんですね。

やり方は不器用だったとか、思う様な方法ではなかったとしても、じゅうぶん愛されてきたし、愛してきた。
私や、おじいさん、おばあさんの精一杯があの暮らしだった
と思うと次に行けると思います。


皆、理想が高いんですね
こういう愛し方が崇高なんだよとか、これが理想的だよね?という、知識としてのいい感じの愛し方がいっぱい入ってきますからね。
(かぐや姫の時代の知識より数千、数万倍の知識がネットなどで楽に入ってきますからね)

 

◆運命的な・・・

かぐや姫が、産まれる前から月に帰らなければならない運命を背負っていると本人が思い込んでいたとしたら。

それは、地球上で素敵な旦那さんを作って幸せになる訳にはいかないと思っちゃいますよね。

素敵な人であればあるほど遠ざけて、自ら恋をしないように自分を縛りますよね。

だって別れは必ず訪れる設定なんですものね。
それも、自分の方から言い出す別れです。

それ、思い込みです。
私はこうだ!こうしなくてはならないという思い込みは
自分の人生を決定づけてしまうんですね。

月に帰らなくても、「私は長男(長女)だから この家を守らないといけなくて…」

「ひとり親で育ててもらったから、見捨てるわけにはいかなくて…」のようなものも、月に帰らなくては…と同じ発想なのだろうと思います。

自分の意志の様に思えている事も、自然に自分の中にたまった思い込みの集大成だったりするんですよね。


月に帰らなくても良いし、帰りたかったら帰っても良い。
月に、獲得した旦那さんを連れて帰っても良いし、行ったり来たりしても良い。

自分の中の思い込みに気が付くという事が、山ほどのハードルを置かなくても良い状態に持っていくための第一歩だと思います。

 

【三好成子 プロフィール&カウンセリング】

三好成子のブログは>>>>>こちらから 


三好成子のカウンセリングを受けるにはこちら 》》》


個別の面談カウンセリング・電話カウンセリングを承っております。     
<初回無料電話カウンセリング>
45分/1回  
詳しくはこちら》》》初回無料カウンセリングについて

  

【カウンセリング予約センター】   
06-6190-5131   
受付時間 12:00~20:30  
 月曜定休・祝日の場合は翌日代休


◆面談会場案内は→こちら