毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀池尾千里、夫婦でさせていただいています。

 

今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。

お読みいただけたらと思います。

 

 

おねがい  ニコニコ  爆  笑


 

人付き合いのハウツーというのは、実は、幼稚園や小学生くらいまでに、大事なポイントは学んでいるといわれています。

 

例えば、

お友だちには、優しくしましょう。

 

おもちゃが借りたい時は、「貸ーしーて」って、お口で言いましょう。

貸してもらえない時は、「遊んだら貸してね」って頼んでみましょう。

 

おもちゃを貸して欲しい人がいたら、貸してあげましょう。

まだ、遊びたい時は、「後でね」って言って、遊んだら貸してあげましょう。

 

叩いたり、噛んだり、泣いたり、怒ったりしないで、言葉で伝えましょう。

 

なんて、教わりますよね。

 

子どもの頃、子ども同士というのは、いろんなトラブルに出会います。

主に、おもちゃの取り合いですが。爆  笑

 

自分の中の思い、こうしたい、ああしたいっていう希望と、そこに関わる人の、それとの折り合いを学んでいくわけですね。

 

おもちゃが欲しくて、いきなり取り上げたら、お友だちが泣いちゃった。

おもちゃは、手に入ったけど、お友だちが泣いちゃったり、泣かせちゃったことで、先生に叱られたりしたら、これは、まずいなと思うわけです。

 

これを繰り返しているうちに、ああ、ちゃんと言葉で伝えたらいいのか、優しくしたらいいのか、相手の気持ちも考えるといいのか・・などなど、コミュニケーション力が上がってくるんですね。

 

私たちみんなが通る道です。

 

思えば、年長さんくらいになると、そのあたりのコミュニケーション力は、かなり上がってきますし、そこに子どもの素直さが加わって、恥ずかしがらずに思いを言えたり、すぐ謝れたり、訂正できたりと、子どもながらに、というか、子どもらしさのある、しかしながら、なかなか成熟したやりとりができたりします。

 

年少さんから、年長さんへの変化は、ほんとに大きいですよね。

りっぱなおにいさん、おねえさんになっていきます。

 

 

出来ないことは、隠しておきたい心理

 

成熟さ、というと、年齢を重ねたり、たくさんの経験をしないと、手に入らないもののような気がしますが、まずは、「自分の思いとの折り合いがつく」ということがスタートではないかと思います。

 

大人になっても、何もかもできるようになるわけではありません。

いくら年齢を重ねて、一様に、いろんなことができるようになったとしても、苦手があり、がんばっても出来ないことが出てきます。

 

きっと1つや2つではありませんよね。

 

でも、私たちは、大人になったのに出来ないことがあったり、苦手や劣っていることがあるのを、あまり良しとしません。

 

ほんとは、できなくちゃダメだよね。

ほんとは、がんばらなくちゃダメなんだよね。

 

私の中の悪い部分にしてしまいます。悪い部分は、好きになれませんから、その部分を自分で嫌います。

 

「情けなくて、恥ずかしいことだから、大嫌い!」

 

って、自分で思った分だけ、周りの人も同じように、嫌うにちがいない、と思ってしまいます。

 

すると、その出来ない部分というのを、なるべく隠しておかないと、みつかったら大変!嫌われてしまう、馬鹿にされてしまう、責められてしまうかも・・・などなど、まだ見ぬ誰かを、どんどん大きなモンスターのようにして、怖がってしまうんですね。

 

何かを隠しながら・・というのは、想像してみてください。

なかなかに、不自然なものです。

 

みつかってはいけない何かを、意識すればするほど、不自然になります。

もし、初対面の人だったら、余計に、なんとも不思議なことになってしまうでしょう。

 

 

初対面の人に、使える方法

 

心を開く、オープンハートなんて言いますが、これは、したほうがいいらしいけれど、難しいと感じるものですよね。

その原因の一つは、この隠しておきたいものがバレると困る!というものなんです。

 

私は、あんまり見られたら困るんだけど、相手には、心を開いてほしい。

ほんとはどんな人なのか、早いとこ明らかにしてもらえないかしら。

 

なんて、思ってしまうものなんです。

 

これから、新年度スタートで、新しい人たちに会うところが増えれば、その思いは、大きくなる時期かもしれませんね。

 

でも、こちらの心の扉は、シャッターのごとく、ガラガラっと閉め切ったままで、相手の扉を開かせようとしても、難しいんです。これは、逆のシチュエーションで考えると、よくわかります。

 

下を向いて、あんまり目を合わせてくれない、言葉も少ない。

そんな方がいたとしましょう。ちょっと警戒しちゃいますよね。それ以上、関われないし、関わりたくないな、私のことも、知られたくないなって思いが大きくなるでしょう。

 

でも、会った瞬間、「こんにちは、初めまして!」と笑顔で挨拶されたら、感じのいい人だなって、心がほぐれます。

 

「いいお天気ですよね~」

「ほんと暖かくなってきましたね」

「でも、花粉症で・・」

「あ、私もです~」

「つらいですよね~」

 

なんて、世間話が進んだりします。

相手の方が、オープンにしていてくれると、私たちはそれと同じような状態になろうと、共鳴し合うんですね。

 

だから、つい、出会ってすぐなのに、花粉症同士だってところまで、共有事項ができたりします。

共有し、共感できると、人間関係というのは、ぐっと楽になります。もっと、相手のこと知りたいし、自分のことも知ってもらってもいいかなと思えるんですね。

 

気が合えば、そこからどんどん親しい関係になることも可能です。

 

こんなふうに、こちらの心のオープン度が、相手との関わり方に、大きな影響を与えることは、間違いなさそうですよね。

 

秘密を共有するのは、よほど親しくならないとしないものですが、今、この時間を、気持ちの良いものにしようとする範囲であれば、こちらから、挨拶したり、笑顔で接したりすることは、心がけてみたいものです。

 

 

自分と折り合いをつけるって?

 

さて、お話を戻しましょう。

 

成熟さの中の「自分と折り合いをつける」というのは、自分の気持ちを理解したり、整理することと同時に、自分の中の、ダメだなって思うところ、嫌ってしまっているところを、受け入れることがポイントになってきます。

 

 

ダメなところは、正しましょう。

出来ないことは、がんばって直しましょう。

 

 

子どもの頃は、成長過程ですから、こうやって教育されます。がんばらせて、成功体験をたくさんさせることで、自分にはできることがたくさんあるんだ。がんばってみよう!って思えるようにする必要があるからですね。

 

でも、大人になると、がんばっても苦手なことや、できないことが出てきます。

ものすごくたくさんありますよね。

 

先述しましたが、それを、恥ずかしいこと、ダメなことにして、嫌ったままにしておくと、隠さねばならなくなり、自分の中の奥底に、がんばって隠します。なのに、何かの拍子に、バレるという悪循環が起こったりします。

 

では、どうしたらいいのでしょう。

 

 

ダメなところは、正さなくていいです。

出来ないことは、がんばって直さなくてもいいです。

 

 

ちょっと気をつけるとかいうのは、必要なこともあるかもしれませんが、正したり、直したり、他にも、新しい技術や、知識をプラスしないと!ということはしなくていいですよ。その代わりにすることは、「できないということを受けれてしまう」ことなんです。

 

 

直さないで、受け入れる方法

 

私たちは、自分の中のできないところに焦点を当てていることが多いので、できないことがいっぱいあるように認識しています。でも、実は、できることもたくさんあるわけです。

 

「できない」というサングラスをかけて、自分を見ると、何もかもがダメなように見えるものです。

「できない色」に見えるんです。でも、それは、真実ではありませんよね。

 

みなさんのお友だちにきいたらわかりますよ。いいとこいっぱい知ってるはずです。だから、お友だちなんですから。

 

できることもあるけど、できないこともある。

 

これって、簡単なようで、なかなかそう思えないものなんですよね。

自分に厳しい、良い人なんです、人というのは。

 

できないことがあってもいい。人間だもの、です。

誰でも、そうなんです。一人残らず、そうです。なんでもできる人なんて、残念ながらいません。

 

 

そして、ここからが大事です。

 

 

できないことを、自分でなんとかするのではなく、誰かにサポートしてもらうということなんです。

そのためには、「自分で受け入れる」ということをしておく必要があるんですね。

 

すると、お願いがしやすくなるんです。

 

お願いして、手伝ってもらえたら、感謝しましょう。

そして、今度は、誰かには苦手でも、私が出来ることをしてあげたらいいんです。

 

何か、お礼を!なんて考えなくていいんです。

お礼だけだったら、それで終わってしまいますが、今度は誰かに還元していくことで、循環していくんですね。

 

何度でも、助けてもらったり、サポートしてあげる。

美しい流れです。これが、心の成長プロセスの、依存 → 自立 → 「相互依存」のステージ。パートナーシップのステージとも言われていて、誰か(パートナー、友だち、ビジネスパートナーなど)と、進んでいく場所なんですね。

 

私たちの中にある、できなくて、ダメだと思っている部分、それは、直すんじゃなくて、受け入れること。それも私だなって、思ってみましょう。

 

そして、そこは、誰かにサポートしてもらえるところなんです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

お役立てれば嬉しいです。

 

 

池尾千里

 

 

 

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次週、来年3月30日(月)は、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。 

 

 

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