担当:渡辺晴美
こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。
毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。
小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。
いつもご覧頂きありがとうございます。
この時期どうしても花粉の話題になってしまいます。
鼻のフィルターを愛用しているんですが、これにマスクを重ねると、坂道が辛いんですよね。
とても息苦しくなるんです。
その分歩もゆっくりになり、咲き始めた梅をのんびり観賞できると言うおまけが付いてきます
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「どうやってパートナーを作ったら良いんだろう?」
パートナーがいない時間が長くなればなるほど、この疑問は大きくなっていくと思いませんか?
どうやってパートナーと距離を縮めていくのか、どうやって付き合えば良いのか・・・。
そんな風に考えれば考えるほどわからなくなるし、自分自身の振る舞いもどうして良いのかわからなくなってしまって、変になっていくような気がしてしまいませんか。
上手に泳ぐ方法なら、体の動かし方など教われば、ある程度できるかもしれません。
朝の歯磨きも、歯ブラシの当て方や、ブラッシングの方法などで虫歯にならないようにできるかもしれません。
でも、恋愛って本を読んでみたけど、うまく行かない事が多いと思いませんか?
☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜
そうなんですよね。
そうなんですよね。
恋愛の時には、法則というのが、当てはまらなかったりするんです。
一般的にこうした方が、相手の気を引きやすいとかはありますよね。
でも、それは、長続きしない事が多いんですよね。
歯ブラシの場合、「虫歯になりたくない」とか、「きれいな歯になりたい」と言う目的と、きれいにブラッシングしようと言う行動が一致しています。
でも、恋愛の時には、「パートナーが欲しい」と言う思いの裏に、『裏切られて傷ついたらどうしよう』とか、『自分は愛されないに違いない』と言った逆の思いが隠れていたりします。
行動の面でも、「あなたの価値を認めてあげましょう」と自分を認めようとしながらも、心の奥深くで『自分に価値なんかあるはずなんかない』と信じていたりするんですよね。
表面的な目的と、深い意識の目的がまったく逆方向を向いている事があるんですよね。
こうなると、ブレーキをめちゃめちゃ強く踏みながら、アクセルを吹かしているような状態になってしまいますよね。
こんなことをしていたら車はどうなってしまうでしょうか?
どこかが、壊れてしまいますよね。
悲しい事に、頑張っているのに、その頑張りが、自分をもっと傷つけてしまう事になってしまうんですよね。
☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜
じゃぁ、頑張る事は無駄なのか。
と言うとそんな事はありません。
一生懸命自分を変えようとしているのに、なかなかうまく行かないとき、自分に抵抗意識がないかちょっとだけチェックしてみる事も良いのかもしれませんね。
少し本題から外れてしまったように感じるかもしれませんね。
「どうやったらパートナーを作れるのか?」
このことを考えるときには、『自然体』と言うキーワードが欠かせないんです。
ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態は、「自然体」からは、かけ離れているのは、見ればわかりますよね。
でも、心の中でこれをやっていても、なかなか気が付かないんですよね。
もちろん、相手を思いやる気持ちや、人との接し方と言う意味では、法則を身につけておく事もとても有効なんですよ。
でも、自然体の自分でなければ、相手に見抜かれてしまうか、自分が疲れてしまうかのどちらかが待っていると思いませんか。
☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜
『自然体』なんてわかっているけど、出来ないんだよ!
と言いたくなってしまうのもわかります。
もう、なにが自然体なのかさえもわからなくなってしまう事もあるでしょうし、緊張してしまう事もありますよね。
そんな時には、「何に固くなってしまうのか」について考えてみてくださいね。
パートナーを作らなければ
と言うのは前提としてあるかもしれませんね。
パートナーを見つけるために持つ感覚としては、
自分をもっと良い人に見せなければ
相手に気に入られるようにしなければ
間が出来ないように話さなければ
と言うような、「しなければ」と言うようなルールがあなたの中にありませんか?
その、ルールの中には、「そうしなければ」『人としての存在価値がない』と言うぐらいに感じているものをあるのではないでしょうか?
いつの間にか、パートナーが出来ない自分を否定し、嫌い、人としてさえも、存在価値がないくらいにしてしまっているのかもしれませんね。
こんなルールを持っているとしたら、
『もし、それをしなかったら、自分はどんな風な扱いを受けると感じているのだろうか?』
と自分に聞いてみてくださいね。
なぜ、そう思ってしまったのか、わかれば探ってみると良いかもしれません。
そして、それらが、誤解である事を自分に教えて行ってあげる事をゆっくりでいいので、やってみてくださいね。
自分ではやりにくければ、信頼できる人や受け入れてくれそうな人とやってみると良いかもしれません。
☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜
そして、ここからは、チャレンジになってくるのですが、先ほど見つけたパートナーを作るためのルールや、自分をよく見せるためにやっているルールを破ってみてください。
でも、いきなりパートナーシップでやると、うまく行かなかったときの痛手が大きかったりするので、利害関係が少ない人からチャレンジしてみてくださいね。
例えば、出かけた先のコンビニの店員さんに、気を遣わずに、そのまま接してみるとか。
と言っても、無理に悪い態度を取れということではないんですよ。
あくまで「普通」に買い物をしてみると言う事なんです。
旅行先の旅館で、いつもは人前では良い子ちゃんをやっているけど、この旅行では、好奇心旺盛な自分を出してみる。
そんな事からはじめてみて、徐々に身近な人でチャレンジして、そのままの自分でいられるようにしてみてくださいね。
ここで注意していただきたいのは、今まで傷つく事に防衛的になって、人に対して横柄な態度を取っている自分と言うのが「自然体」と言う事ではないんです。
これまでの人生の中で見たこともないかもしれませんが、心に痛みを持つ前のあなたをモデルにしていただきたいんですね。
本当のあなた自身である、自分も周りの人も愛せている状態の自分が取るであろう「自然体」の自分をモデルにして自分の「自然体」を探してみてくださいね。
☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜☆*:・’゜
パートナーシップは、自然な雰囲気の中で相手との距離が近付いていく事が多いんですよね。
それが、一目ぼれであれば、お互いにそういう速度が自然だったと言う事なんです。
ゆっくり近付く関係であれば、それが、お互いにとって自然な近付き方であり、自然に恋愛に入っていける速度なのかもしれませんよね。
そんな「自然体」を持つための一つとして、自分の中のルールを手放すと言うお話をさせていただきました。
自然にパートナーと近付いていけるイメージを受け取ってみてくださいね。
渡辺のブログはこちら