ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-阿部純也

こんにちは、カウンセリングサービスの阿部です。

先々週から引き続いて、妻との昔話をお届けします。

アルバイトもまったく続かなかった妻が「ゲーム会社の求人に応募する!(`・ω・´)」と言った時、僕はすぐに「世の中そんなに甘くないぞ…
( ´ー`)」と、お決まりのような文句を軽々しく言ったんです。

そうすると彼女は、「やってみなきゃわかんないじゃん!どうしてそう、やる気をそぐようなこと言うの?そんな風に私を脅して何がしたいの?ヾ(`Д´)ノ」と厳しいカウンターを返してくれました。……思い返すと、長い間こんな風にして妻に鍛えられてきた気がします。

それでも彼女が自分で作ったオリジナルの履歴書を見せてもらった時、「あ、これは才能を買ってくれたらいけるかも…」と思いました。PCを覚えたての妻が、A4用紙に自由に作ったその履歴書と審査用の作品は、僕から見てとても個性的で魅力的でした。そもそも「履歴書を自分で自由に作る」という発想自体が僕にはありませんでしたから「すごいなあ」と思ったのを覚えています。

そうして、妻は採用されてしまうんです。

業界未経験、職歴なし、PC初心者、ゲームに全く興味なし。の妻が。僕がちょっと憧れていたゲーム業界に。あっさりと。

僕にとってそれはカルチャーショックでした。自分は「無理だよなあ、簡単じゃないよなあ、そううまくはいかないよなあ」とずっと感じていたところを、あっさりと行くわけですから。

そして当時、学習能力の低い僕は「入ってからが大変だよ
。( ´ー`)と、また口をすべらしてしまい「○△×■◎※……!!ヾ(`Д´)ノというメにあったのはいい思い出です。その後、アルバイトが3日でもたなくなる妻が、その会社に6年勤めました。

これを始まりに、その後、妻が僕に何度も教えてくれたこと。リーダーシップを見せてくれるところが「自分の枠は越えて行ける」ということです。

制限をかけてるのって、いつでも自分自身なんですよね。うちの妻はどうしようもなく不安がりで、直前になるといつもパニックになるのに、ここぞというところで
新しい世界に先に足を踏み入れていくのって、妻なんです。

今回、本を出せたのもそうでした。

ろくに漫画を描いたことがない妻が「4コマ漫画やろう!わたし描くから!」というのが始まりです。2年前、最初に本の企画話が来た時は、僕はやっぱり話半分で聞いていました。
どこかで「そう簡単には行かないだろうさ( ´ー`)と期待しないように期待しないように、自分を持っていくんです。だって、傷つきますからね。傷つかない準備をする、防衛の心理です。

でも妻は、僕よりずっと素直に喜んでいましたし、何よりも「こうありたい」というのを見続けていました。自分が作った本を読んだ人から、手紙をもらうのが夢だって。サイン会を開いて「ありがとうございます」って言いたいんだ!って。本を作る仕事がしたいんだ!って。

いつも「ちょー
っと、望んでるのと違うんだけどなあ(・ε・)」と神様に文句を言いながら、着々と願いを叶えていく妻を見てると「夢は叶うなあ」と実感します。カウンセラーながらに「ビジョンを持つのって、大事だよなあ」と思うわけです。

妻と出会う前の僕は、とても普通で、一般的な価値観や常識を重視していました。誰かに怒られることや注意されること、人の目をすごく気にしていたと思うんです。でも、もともとそれが嫌で嫌で、自由になりたくて、東京へ出てきたのが始まりでした。そうして出会ったのが妻なんです。

それでも長年の癖はなかなか抜けないところがあって、妻は、そんな僕にある多くの観念を壊し続けてくれた存在でもあります。妻の変化や成長は「人は、自分が行きたい方に変わっていける」というのもパワフルに教えてくれました。

で、そんな僕自身は、そうやって妻が進んでいくのをサポートするのが好きなので「あ、やっぱりカウンセラー向いてるかも、自分」と感じたり、新しい世界に飛び込んでく妻を見て「すごいな、自分も頑張らないとな」と勇気をもらったりしています。

3週に渡って書いてるうちに最初に書こうと思ってた内容とそれてしまったんですが、昔から妻が僕に与えて続けてくれているのは「希望」なのかもしれないなと感じています。


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