ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

こんにちは。木曜日担当、カウンセリングサービス大門昌代 です。


さてさて、自爆したわたくしは、次にどうなっていったか?のお話しを今日はしたいと思うのですが、その前に!
ご質問の多かった、『愛される自信を取り戻すには?』について、お話しさせていただきますね。


浮気が発覚し、相手を非難し、攻撃しているときと言うのは、自分でも自分のことが好きになれません。
何だか醜いような気さえしてしまうんですよね。
自分への攻撃も半端ないものです。


さて、自分が男性だったとしたら、そんな自分を愛そうと思うでしょうか?
おそらく答えはNOだと思います。
それどころか、一刻も早く、別れたいとすら思ってしまうかもしれません。


そんな愛しにくい態度をしているにもかかわらず、「悪いと思っているのなら、私を愛しなさいよっ!」とやってしまうわけです。


一刻も早くやった方がいいのは、『自分が男性だったら、きっと私を選ぶだろう』という女性になることです。
そんな女性になったとしたら、『お前とは無理・・・』と言われる恐怖から解放されていきます。

もちろん、何か変化した方がいいこともありますが、多くの場合、今の自分自身を認めていくだけでよかったりもします。

「キーーーーーッとなって、旦那を攻撃しちゃったけど、私ってば、それほど情熱的に旦那様のことを愛しているのね」なんて具合に思っちゃってもいいのです。


自分自身を認めていくことができると、「嫌われるかも」という恐怖から解放されますから、自爆する必要がなくなり、悪態もつかなくなっていくのです。


浮気された上に、自分が努力するなんて、なんだか理不尽な感じがしますが、結局のところ、自分が変化した方が、早いのです。


さてさて、その辺のことは、おいおいお話しさせていただくとして、今回はその後についてお話しさせていただきますね。

『お前とは無理・・・』と言われたわたくしは、そうは言われても、『はい、そうですか』と、離婚するわけにもいかず、ウダウダしておりました。


ですが、不安がなくなったわけではありません。
もちろん今まで以上に、『復活されるのでは?』という恐れは強くなっております。


ですが、さすがの私も、これ以上愛しにくい態度をすれば、更に状況が悪くなることは、理解できました。

そうすると、どうなるか・・・

何も言えなくなるのです。


浮気相手のいる職場に毎日出かけることが、不安であることも、言えません。
心配で心配で、眠れないことも言えません。
たまには、子供たちを連れて遊びに行きたいとも言えません。
頑張って、夕食を作ったことも言えません。


何も言えなくなって、淡々と黙々と日々を過ごすようになったのです。
ある意味、感情を感じなくしてしまったのかもしれません。
まるで、ロボットのようだったと思います。


家の中には、冷え切った空気が流れ、なんだか妙な感じでした。
それでも、離婚するよりはマシだと思って、黙って家に居続けました。


でも、感情を切ってしまっているので、不思議なことにつらいとは感じないのです。

おそらくこれは、今思えば鬱の症状だったのかもしれませんね。


私が感情を押し殺してしまって、何も感じなくしているものですから、困ったことに、その感情は子供たちに現れました。


「ギャーーーーーッ」「わぁーーーーーーッ」癇癪を起こすのです。


さすがに子供たちが、こんな状態になってしまっては、このままではいけないと認めざるを得なくなります。
そして、やっとの思いで、私は別居することを決意したのです。


「旦那のことは、もういい・・・でも、子供たちが普通に暮らせるようにしなくては」と思ったのです。

一緒に暮らしていると、浮気相手のところに毎日出勤するのは、耐えられません。
でも、別に暮らせば、諦めもつくかと思ったのかもしれないですね。
それよりも、大切なもの、子供たちに目を向けることにしたのです。


と言う訳で、『絶対に世話にはなりたくねーーーっ!』と思っていた、実家に仕方なく身を寄せさせてもらうことになりました。


問題の真っただ中にいるときは、その問題にだけ意識を集中してしまいます。
そうすると、悪い循環に巻き込まれていき、抜け出せなくなってしまうことも多々あります。
そんな時は、一旦その問題から目をそらすと言うか、気をそらすことも大切かもしれません。


私の場合は、「私が心配しようが、心配しまいが、浮気相手と復活するなら、するだろう。そのことよりも、子供たちが普通に暮らせるようにすることが、一番大切だ」と、旦那様との問題から、子供たちのことに意識を移すことで、悪い循環からは、抜け出られたように思いますね。


別居というと、なんだか別れる準備のように思ってしまうかもしれませんが、悪い循環から抜け出すための別居というのもあるのです。
一緒に暮らしていると、辛くてしかたなく、どんどん状況が悪くなるようでしたら、少し距離をとってみるのも、一つの方法です。


では、続きはまた次回に

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