2週に1回ずつで、渡辺
と一緒に書かせて頂いております、小川のりこです。いつもたくさんの応援本当にとても嬉しく思っています。ありがとうございます♪
今回は皆様からのご相談にお答えいたします。
ご相談のお答えは、小川まとめるのが下手くそで、長文になる場合が多く、携帯の方には、本当に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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こんにちは。いつも小川さんのブログを楽しみに拝見しております。今回の相談は小川さんも経験された不妊治療へ取り組む気持ちについてです。
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結奈さん、ご相談ありがとうございます。ブログも読んでくださっているのですね。とても嬉しく思います。
5年間治療を続けられているようですね。そしてその願いが妊娠にようやく結びついたのに、悲しい経験をされましたね。そのときの結奈さんのお気持ち、お察しいたします。このときご自分のことを責めたりはしなかったでしょうか？ それはもう、とても辛かったことと思います。
＊毎回、夫婦で心一つにして精一杯取り組んでいますが、結果が出る頃は特に私はクタクタになります。
夫婦で心一つにしてと書かれているのが素敵ですね。旦那様も毎回祈るような気持ちだと思います。やはり不妊治療では、旦那様の支えが何よりだと思います。
なのになかなかその成果が出ないとなると、どんなにしんどいことでしょう。体外受精も10回なんですよね。くたくたになっても当然だと思います。
私自身も十数年の不妊治療を経験していますので、本当にこの辛さがリアルに伝わります。そしてその経験ゆえに、不妊治療の相談をしてくださる方も多いので、私事も含めて、ご相談を受けたお話の中でよくお聴きすることも交えて、書かせていただきますね。
私は離婚を経験しております。24歳で結婚し、25歳の頃に、「妊娠を望むのであれば治療が必要」だと医師から言われました。元夫にもそれを伝えて、頑張ろうと元気に前向きにやっていたのもせいぜい始めの1年ほどでした。
痛い思いはするし、お金はかかるし時間もかかる。時間がかかればかかるほどテンションは下がるし、ネガティブな思いばかりが浮かんで来て、もういいやと治療を半ばで諦めて、数年後また考え直し病院にいくということを繰り返していました。
不妊治療専門病院でしたので、時折聞こえる「おめでとうございます。」の声がどんなに羨ましかったか…。そして時にどれほど辛かったか・・・。
子供がすでにいる友人に対しては、情けない話ですが、昔はそれこそ嫉妬の感情を持ってしまうこともありました。
そして、ずっと思っていたことは、
赤ちゃんは、私を選んでくれないのだろうか。
私はいい母親になれないからだろうか。
私は女として欠陥品なんだろうか。
そんなふうに思ってしまう自己嫌悪感。
そして、周りから、
「赤ちゃんはまだ？」
という何気ない言葉にも、すごく傷つく自分もいたり、でも友人も親にも心配させている気持ちも感じたりと、本当に苦しかったです。
多くの不妊治療を経験される方が、やはり似たようなことを口にされます。結奈さんも、もしかしたらこのような思いにかられたことがあるかもしれませんね。
5年も治療されているんですもん。毎回の結果にどきどきしてしまってそれでも早く結果を知りたくて、ついつい検査の前に自分で調べてしまうというお気持ちもとても分かります。（私もしてましたし・・・）
旦那様と二人で協力されているようなので、今から書くことは、結奈さんには当てはまらないかも知れませんが、参考程度に書かせてくださいね。
心理的な面でお話をさせていただくと、子供が欲しいとずっと努力されているにもかかわらず出来ないと悩まれる方の中には、赤ちゃんを望んでいる一方で、赤ちゃんがいることで感じるネガティブな思いを持っていらっしゃる方もおられるんですね。
赤ちゃんが欲しい！
でももし出来たら私に本当に育てられるかが不安。
すごく大変そうだし自由がなくなる。
そんな思いです。
だから、出来ないたびにすごくショックだと思う一方で、なぜかほっとしている自分がいるとおっしゃる方も少なくありません。
こういった場合は、やっていることは毎回努力されて一生懸命なのですが、こころが同じようについていかないものですから、どこか拒絶感があるんですよね。こころと身体はつながっているものですから、そんな不安が治療の邪魔になっている場合もあるんです。
こういった場合は、自分のそんな不安を見つめなおすということをお勧めいたします。
例えば、その不安ってどんなものだろう。
そんな気持ちがどうしてあるのだろう。
いつからそんなネガティブな思いを持つようになったのだろう。
そういった思いをきちんと整理していくんです。するといろんなことに気づいて来ますから、気づけばそこを、勇気を持って旦那様などに聴いてもらったりすると随分楽にはなってきます。
けれども、
＊不妊治療をするに当たって、心の持ち方、楽に向き合える気持ちの持っていき方があれば、ぜひ教えて下さい。
上のような理由でなく、純粋に子供が欲しいと夫婦が一つになって努力されているにもかかわらず…という場合であれば、それはそれでまたとても辛いことですよね。
私が結奈さんにお伝えしたいことは二つあります。
まず一つは、
女性である自分を落とさないこと。
頑張って治療を続けている自分自身を賞賛してあげること。
なんです。
”自分を追い込む”と表現されていますが、不妊治療で長くかかってしまうと、多くの女性は自分を追い込んでしまうと思います。
どうして私だけが・・・！！
こんなに頑張っているのになぜ・・・！！
私の何が問題なのか・・・！！
それを考え出すと、自分のことをすごく責めることにもなってしまいます。そして人によっては自分を責めすぎて、周りから、女として駄目だというレッテルを貼られているように感じる方もおられますし、末は自分の女性としての能力や、自分が母親として駄目だと神様から判断されているように感じてしまったりと、それは苦しくて苦しくて、心配してくれる周りの声に対しても、
「どうせ私の気持ちなんか、誰にも分からない！」
と、とても孤独感に襲われる方もいらっしゃいます。
（私も実は以前こんな気持ちになってしまって、心配して、「もう二人だけでもいいやんか。」と言ってくれた元夫と大喧嘩になったんですけどね。）
そうなると、頭の中が朝から晩まで、妊娠することや赤ちゃんのことばかりでいっぱいになり、それこそ自分をいっぱい追い詰めて責めてしまうように思います。楽しいと思えていたことすら思えなくなり、笑うこともなくなったとおっしゃる方もおられます。
状況が状況ですから、自分を追い詰めるということも、ついついしてしまうかもしれません。けれども気づいたときには、
私こんなに頑張っているんだよなぁ～。
こんなに主人との間に出来る子供を心待ちにしているんだよなぁ～。
私は今、「愛してあげたい。」って気持ちがすごく強いんだろうなぁ～。
と、柔らかな気持ちに変えてあげてください。
何年も悔しくて辛くて悲しい思いをしながらも、それでも続けようというあなたは、女性としてとても魅力的です。大きな包容力と、優しさ、そして深い愛情を持った素晴らしい女性だと思います。
だから、自分に対して、追い込んだり責めたりは絶対して欲しくないと思います。
私自分自身の体を憎み、情けなく思い、自分を嫌い責めてしまって、本当に長く苦しかったですから。
そして、もう一つ。
時にはその赤ちゃんのことから離れることも必要かもしれません。
治療をやめるということじゃなく、
旦那様と二人の時間を楽しむ日を作る。
ということです。
旦那様以外にも、友人と遊んだりと、楽しいと思えることを、こころの中にどんどん与えてあげて、喜びいっぱいの生活にしてください。すると結奈さんの笑顔が増えますよね。それは気持ちを楽にしますし、気持ちの余裕をつくります。その上で治療に望んで欲しいと思います。気持ちに余裕が出来るのと、余裕がなくいっぱいいっぱいの気持ちで続けるのとは随分違って来ます。
今の結奈さんの生き方はすごく素敵です。
諦めず努力する姿勢。そして何よりもとても強い愛情を感じます。旦那様だけでなく、もっともっとその愛情を誰かに与えたいのでしょう。それが何よりも今、彼との赤ちゃんなのだと思います。だから、今の自分を賞賛して、胸をはって治療に望んでください。
心底応援しています！！
ご相談ありがとうございました！
これからもご相談企画は続きますので、「婚活」とは関係のないご相談であっても、大歓迎いたします！
よろしくお願いいたします<(_ _)>
＊*＊＊＊＊＊＊＊ お知らせ ＊＊＊＊＊＊＊
2週に1度の「婚活」担当、小川のりこが、みなさんのご相談にお答えするＱ＆Ａのコーナーを行うことになりました。
小川に回答してほしいご相談がある方は、メッセージでご相談をお送りください。
なお、件名に「小川のりこへの相談」と明記してください。
いただいたご相談の中から、1～2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。
メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りください。（IDは公開いたしません）
みなさんのご相談をお待ちしています！