恋愛テクニック-プロフィール-村本明嬉子


こんにちは。カウンセリングサービスの村本ですラブラブ



前回はセックスが嫌いというお話でしたが、今回はセックス依存症&恋愛依存症のお話です。

セックス依存症と恋愛依存症は、ほとんど同じ。

このパターンを持つ多くの方が「私、両方なんですけど。。。」と思うくらい、紙一重なんです。

ですので、セックス依存症と同じとして読んでください^^



私もしかしてセックス依存症なのかな。。。?。。。恋愛依存症!?
セックスのお話というのは、ただでさえ他人に相談しにくいのに、依存症となれば「絶対誰にも話せない!」とずっと不安と一緒に心に秘めていらっしゃる方がほとんど。
カウンセリングで「実は、誰にも言ったことないんですが。。。あせる」と打ち明けてくださる方がほとんどです。



●彼氏はいないけど、いつもセックスフレンドが何人かいる状態になってしまう。
●たまに、無性にしたくなってしまって、ナンパされにいったり、そういうつもりで合コンに行ってしまう。
●初めはそのつもりはないんだけど、男性と飲んだり、ある一定以上親しくなると、先に体から入ってしまう。(その後お付き合いまではなかなかいかない。。。)
●彼ができても、セックスの重要度が大きくて、彼に求めすぎてしまう。彼にギブアップされてしまうと、無性に腹が立ったり、さみしくなったりしてしまう。
●彼がいるのに、いい雰囲気になるとついつい男性と最後まで。。。



パターンは人それぞれですが、クライアントさん達が話してくださるのはこんな感じ。
よくないなぁって思っているのに、どうしても止められない。どうしてもそんな状況になってしまう。。。
そして、多くの方が、後から罪悪感に襲われて自分を責めてしまったり、自分に「弱いやつ」ってレッテルをはってしまうんですよね。
そうやって、人知れず苦しんでいらっしゃるようです。



そういったお話を聞くと、まずは「そうしなければ心のバランスが取れない何かがあるからそうなってしまうんです、まずはご自分を責めることをやめて、心の声を一緒に聞いてみましょう」とお伝えします。
決して弱いわけではありません。そうしなければいけない理由があるのですから。。。



では、なぜやめられないのでしょう。



そういった方に「とっても寂しがりじゃないですか?」「いつもどこかで恐怖だったり、虚しい気持ちを感じていませんか?」とお聞きすると、「そうそう、そうなんです!」とおっしゃいます。
そう言われて、「そういえばそうかも!」と初めて気づく方もいらっしゃいます。



セックス、過食、買い物、恋愛、すべての依存症に言えることですが、依存とは、そうしていることで心がバランスをとっている状態なんです。
ですから、きっとその依存対象がなければ、心が悲鳴をあげてもっとつらい気持ちになっていたかもしれません。
それは例えると、心にぽっかり穴があいているような感じ。
その大きな空洞を埋めるために、恋愛やセックスが必要になっているんですね。



大切なのは、依存をやめることではなく、心の空洞を埋めてあげることなんです。



空洞の正体は、一言で言うと「孤独」です



想像してみてください。
誰もいない世界を、たった一人で歩いているとしたら、とても寂しいと思いませんか?
たった一人で見知らぬ世界を歩いているとしたら、何が出てくるかわからないから、怖いと思いませんか?
誰もいない世界では、どんなに頑張っても虚しくなると思いませんか?



心のどこかにそんな世界があるので、いつもどこかで寂しかったり、怖かったり、虚しかったりするんですね。



こういった悩みを打ち明けてくださる方達は、皆さんとってもピュアな方たちばかり。
そして、とても感受性が強いんです。
その場の雰囲気を察する能力にたけていたり、人の感情の変化にとっても敏感だったり。



そして、多くの方がその感受性の強さから、幼い頃に両親や愛してくれる人達から心理的に距離を置いてしまった経験があったりします。
たとえば、両親の不穏な空気をいち早く察知して、不安や孤独を感じていたり。
ご両親が持っているつらさを、まるで自分のもののように一緒に感じていたり。



セックスや恋愛に依存してしまうとおっしゃる方たちが本当にほしいものは、誰かとちゃんとつながっている感覚、誰かに愛されている確かな感覚なんですね。
人とのつながりは「親密感」を生みます。
親密感は、深い「安心感」を生みだすんです。



ですが、私たちは大人になるほどに、親密感を感じる場がなくなってしまいます。
大人になれば、両親と手をつないだり、抱きしめてもらうこともなくなります。
手をつなぐのも、ハグをするのも恋人だけで、友達だって手をつなぐのが精いっぱいですよね。
人は目を見つめるだけで親密感を感じることができるのですが、実は多くの日本人が目を見つめあうことが苦手だったりします目



ということは、いきつく場は、恋人とのセックス。
「人肌に触れたい、親密感を感じたい」 ⇒ 「セックスがしたい」「恋人がほしい!」
つまり、セックスは唯一親密感や安心感を得られる場だと感じているんです。

セックスそのものというより、セックスで感じられる親密感を求めて。。。



そんな心の空洞に本来満たされているべきものは、「愛」と「親密感」です



例えばセラピーによって、空洞が愛と親密感で満たされると、皆さん「こんな感覚になるもんなんですね」とおっしゃいます。
この感覚でずっといられれば、必要以上にセックスを求める必要がなくなるなぁ。。。って。
空洞はすぐには埋まりませんが、そんな経験を何回か繰り返すことで、だんだんといつも満たされる状態になっていきます。



まずは、依存することをやめようとするのではなく、そんな風に心が満たされる状態になってみたい!と、そちらを求めてみてください
きっと、それを感じられるチャンスがやってきます^^



原因を知らずにいると、皆さんついつい自分を責めてしまいます。
そうすることで、さらに自分を傷つけて。。。と悪循環が起こりがち。
でも、原因があるのだと分かれば、悪循環から抜け出す大きな一歩になるはずです。
自分を知ることは、自分を責めないための、自分を愛するための、一番の武器なんですよ三本の十字架



少しでもご自身を理解して、安心してもらうお手伝いになれば幸いですテレ十字架



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