ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-阿部純也
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ラブ・カウンセリングのブログ-2匹ぐらし-その25
       2007/10/05 blog 掲載分
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こんにちは、カウンセリングサービスの阿部です。
1年以上、妻に愛用されているマッハドライですが、
一方のヒヨコミトンの寿命はそれほど長くなく。。。
現在はヒツジミトンを愛用している夫です。

本日は「喧嘩ばかりは愛がない?すれ違いの愛情」をお届けします。

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◆我家のお風呂事情


パートナーがいらっしゃる皆さんは、
お風呂って一緒に入りますでしょうか?

個人的なリサーチでは男性は一緒に入りたがる人が多く、
女性は恥ずかしくて抵抗を感じる人が多いようです。
同世代の友人カップル達は、
半々くらいの割合で一緒に入ってるみたいですね。

我家では4コマにあるように、
湯船を用意した時は一緒に入っております。

ラブ・カウンセリングのブログ-2匹ぐらし-その25-3

お風呂の担当は僕になっているので、
掃除と準備をすっかり習慣でやっている次第です。

そうすると、ある時にですね、
妻がご飯を作るのと同じ感覚であることに気がつきました。

それは「喧嘩した時」なんです。

◆向き合う時間、最初の一手

パートナーや家族と喧嘩をした時、
普段、料理する方が怒っている時って、どんな風になりますか?
はたまた、自分だったらどうしているでしょう?

「食わせる飯なんかない!」
ストライキ状態になってしまうでしょうか。

「これでも食べてれば!」
怒りを感じさせる料理がやってくるでしょうか。

…。」
無言の圧力とともに、
いつもと変わらぬ食事が用意されるでしょうか。

喧嘩するとどんなに仲が良かったカップルでも、
お互いに距離を取りたくなるものです。
それは逆説的に言うと「怒りたくないから」なのですが…

日常的に別々の食事をしていない限り、
嫌が応にも向き合う時間としてやってくる1つが、
食事の時間でもあります。

普段、準備をしている方が、
先陣を切って最初の一手を打たねばなりません。

用意するか、否か。

いつも用意するはずの食事を準備しないことで、
「私は怒っている、許さない!」
宣戦布告することもできてしまいます。

怒りの下にある寂しさや悲しさ、
素直な気持ちをコミュニケーションすることもできます。

準備するか、否か。

僕は料理担当ではありませんが、
お風呂を作る過程で、ほぼ同じ体験を味うことがあります。

◆心が本当に傷ついてしまう時

食事を用意する側だったとして、想像してみてください。
パートナーと帰宅早々に喧嘩して、お互いに怒っている状態です。

険悪なムードのまま食事の時間になってしまい、
こんなことで怒ってはいけない、怒っても仕方がない、
自分を律しながらあなたは準備を始めます。

思い出していくと溢れてきそうな涙を堪え、
途中でやっぱりやめようかと何度か手を止めながらも、
どうにか乗り切って、作り終えます。

そして震える声を出して、言うんです。

「できたわよ。」って。

そこで謝罪や感謝の言葉でも聞けると救われますが、
相手は相手でこんな風に思ったり、
実際に言葉で言ったりすることもあります。

「嫌々だったら、作らなくていい!」

どうでしょう。

それを聞いた瞬間、
作った料理を投げつけたくなると思いませんか。

いらないと言われてしまったり、
無視されても同じようなことを感じるかもしれません。

何が起こっているかと言うと、
我慢した愛情が受け取ってもらえていないんです。

酷いことをされたり、言われたりする時よりも、
愛を受け取ってもらえない時こそ、私たちは本当に傷つきます。

◆愛情のすれ違いと心の絆

一見すると上の例は最悪な状況に見えるかもしれませんが、
カウンセリング的に見ると、
2人の関係はそれほど悪いものではありません。

なぜなら愛がないのではなく、すれ違っているだけだからです。

我慢している方はわかりやすいですよね。
態度は最悪かもしれませんが相手が本当にどうでも良かったら、
わざわざ我慢して食事の準備なんてしません。


一方、相手の「嫌々だったら」というのを
仮に男性で例えた場合、

「俺のためにそんなに無理が必要なのか?
 我慢しないといけないぐらい、俺を愛するのは辛いのか?
 そんなに迷惑な存在なら、俺なんかいない方がいいじゃないか!」


バリエーションは様々ですが、感じているのは大体こんな具合になります。
「あなたに無理されるのは辛い」ということを言っていたりするのです。

「頑張りました、食べて下さい!」
「無理はしないで頂きたい!」


素直になれなかったり、相手の気持ちが受け取れない分だけ、
こんなやり取りが続いてしまうのです。

同じようなことは親子関係でもよく起こります。
機嫌が悪いお母さんを思い出すと、心当たる節があるかもしれません。

愛している気持ちを行動に表すのも、
愛している相手を気遣う気持ちを持つのも、
どちらも間違いではありません。


あなたは悪くありませんし、相手も悪くありません。
お互いが、不器用なだけなんです。

このお互いの不器用さを認めていける度合いだけ、
相手の悪い態度の下に隠れた「愛情」が感じられます。
それは相手の愛を受け取っていく形になり、
表面上は不器用であっても、心と心では絆が作られていくのです。

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ちなみに今年の春に我家は引越をして、
4コマ当時の家よりお風呂場が格段に狭くなりました。
完全に1人用です。

最初はどうするかと2匹で悩みましたが、
結局、ぎゅうぎゅうになりながら一緒に入っております。


文:阿部純也

ラブ・カウンセリングのブログ-2匹ぐらし-金曜更新
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