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2007/09/28 blog 掲載分
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こんにちは、カウンセリングサービスの阿部です。
マッハドライ購入から1年以上経ちますが、
妻はいまだ被り続けています。
うっかり乾燥機にかけて縮んだりしたので、
そろそろ新調してあげようかなと思う夫でございます。
本日は「迷惑かな？我慢が招く問題」をお届けします。
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本題の前にちょっと補足です。
マッハドライ、素晴らしいネーミングセンスですよね。
マッハですから、音速のスピードです。
男性の僕はそれほど惹かれないのですが
女性の「髪を乾かすのが面倒くさい」という気持ちには
すっと入り込んでくれたようでございます。
そもそも疑い深い僕は
「被るだけで乾くって！音速って！本当かあ～？」
と全く信用がありません。
「騙されて損をするんじゃなかろうか…」
そんな風に思ってしまいます。
なのでお店で妻が目をキラキラ輝かせ、
あのマッハドライに誘惑されている時には、
どうしたものかと思ったものです。
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◆我家の買い物事情
そんな時、お店の中では
「２匹の特別お買い物会議」が繰り広げられます。
「ゆうかちん、
時々髪乾かして欲しいっていうやろ？」
「うむ」
「めちゃめちゃめんどくさいねん」
「う、うん（・-・；」
「だからな、これがあるとだだこねなくていいし
じゅやちんも楽だと思うんよ」
「やあ～、でもさあ、
そんなに期待するほど乾かないと思うよ？」
「…やっぱそうかなぁ？でもなぁ。。。」
「ちなみに幾らぐらいなのよ？」
「1500円くらい。…高いかなあ？」
「う～ん、失敗してもいいやと思えるような、
ちょっと腹が立つような。…微妙なお値段ですな。」
「これだったら他のもの買った方がいいかなぁ。
でもホントに乾いたらすごい嬉しいしなぁ…」
まさに期待をして傷つくのが怖いという心理状況です。
その後、妻は一旦その場から離れたのですが、
どうにも後ろ髪をひかれている様子です。
それを見かねた僕は、
「…うーん、そんなに迷うんだったら
試してみてもいいんじゃない？」
「ほんとに？ほんとにいいの？？」
「うん、自分へのご褒美ってことで
いいんじゃない？」
「うわぁ～、やった～！
ありがとう、じゅやちん！！！」
実際に漫画に出て来るような台詞で喜ぶ、
憎めない妻でございます。
迷惑をかけないように
と気を遣って我慢しているような感じがしたので、
それが「1500円ですっきりするなら安いものか」と、
OKを出したのでした。
◆我慢は相手を苦しめる？
ワガママかなぁ… 悪いかなぁ… 迷惑かなぁ…
そんな風に思う時、私たちはよく我慢をしてしまいます。
相手を思ってのことなんです。
でも、ちょっとだけ想像してみましょう。
自分の好きな人や大切な人が、
無理をして苦しみながら我慢している姿。
あんまり嬉しいものじゃあないですよね。
「そんなに苦しませているのは自分のせいかな」と、
相手が罪悪感を感じ始めるケースもあります。
気を遣って隠していたとしたら、
「そんなに信用がないの？」と怒りが出てくる場合もあります。
逆にもし「いい気味だ」「それが当たり前だ」と思うとしたら、
それはあなたもすごく我慢をしている証拠と言えそうです。
「私だって我慢してるんだから、当然よ！」
心で感じているのは、こんなことかもしれません。
◆犠牲が招く喧嘩パターン
我慢はもともと愛情であることがほとんどですが
これはとても犠牲に変わりやすい愛情なんですよね。
無理をして我慢し続ければ、
気持ちはだんだん変化してしまうのが人間です。
「あなたのために我慢してたのに、
あなたはちっともわかってくれない！」
「俺は愚痴も言わず頑張ってるんだから、
お前も愚痴ばっかり言ってるんじゃないよ！」
我慢が続くとこんな類いの喧嘩が起こりやすくなりますが、
より我慢している方が愛情があるとしたら、
２人の関係はまるで我慢大会になってしまいます。
もし結婚にネガティブなイメージがあるとしたら、
こんな未来を想像してしまうのも、その理由の１つかもしれません。
我慢のもとを辿っていけば、
相手を想って自分から始めた我慢がほとんどなんです。
ところが気づかないうちに喧嘩になってしまい、挙げ句、
「それならそうと早く言って欲しい！」
こんなことを言われてしまったりします。
日常生活の中で我慢が必要な場面はありますが、
我慢が癖になっていると問題になることもたくさんあるのです。
もしあなたが「欲しいものを欲しい！」と言えなかったり、
「ノー！」と言うことが苦手だとしたら、
我慢が癖になっていないか、一度チェックしてみるのもオススメです。
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ちなみにマッハドライの威力ですが、
実際に「マッハ的に乾くか、完全に乾くか」というと、
さすがにそこまでではございませんでした。
タオルでしっかり拭いた感じの乾き具合
なんですが、妻は1年以上愛用してますから気に入っているようです。
というのも面倒くさがりの彼女は
髪を一切タオルで乾かすことなく、
べしょべしょに濡れた状態で
いきなりマッハドライを被るのが、どうにも楽ちんで良いみたいです。
それだけで拭き終わった状態になるのが快適らしく、
今日も元気に被り続けております。
文：阿部純也
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木村祥典（水★男心のウラ・オモテ）、大門昌代（木★不倫と浮気 ）、根本裕幸（月★失恋クリニック）、原裕輝（日★恋愛心理学講座）、渡辺晴美（土★婚活！）も執筆しています
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