◆感じる女になりましょう　～女性性が上がる時のサイン～

こんにちわ。カウンセリングサービスの村本です。

先週のコメントへお返事をしました！

参考になる貴重なコメント、本当にありがとうございました

心をこめて、お返事させていただきましたので、ぜひご覧ください

先日、旦那さんと一緒に父の日のプレゼントを買いに行ってきました
行先は本屋さん
私たちの両父親は、高度経済成長でがんばってきた団塊の世代です。
二人で戦ってきた夫婦ですので、定年後はぜひぜひ、ラブラブな恋人に戻ってほしいもの。
父の陰で耐えて支えてきた母親達に奥さん孝行してね☆との思いを込めて、男のための料理本をプレゼントしようという魂胆です。
夫婦お揃いのエプロンを２セット買って、それぞれの両親の名前のアップリケも付けました。
名前入りのエプロンをつけてキッチンに立つ、お茶目な夫婦になっていただきたいですね

最近、ずっとカウンセリングをさせていただいているクライアントさん達が次々と女性性が上がるという現象が起きています。
まるで、冬の間に土の下で寒さに耐え、芽吹きの準備をしてきた種が、春になって次々と芽を出すような感じ。
示し合わせたかのように、ポコポコとあちこちで女性性の芽が出ています

自分の中でこれまで抑圧してきた新しい女性性が生まれてくるとき、様々なサインがやってきます。
このサインを見逃さずにいると、自分の中の新しい感覚を捕まえて、自分のものにしてあげることができます。
しかし、このサインはわかりにくかったり、一見よくないもののように感じることがあるので、せっかく女性性が芽吹くチャンスを逃してしまう人がたくさんいるのです
今回は、このサインについてお話していきたいと思います。

その前に女性性とは。。。？

人は誰でも、心の中に男性的な側面と女性的な側面を持ちます。
この心理的な考え方を「男性性と女性性」というふうに呼びます。

男性性とは、与える力、何かを決断する力、力強さ、責任感、論理的思考、リーダーシップ、包容力、Etc。。。
「男性らしい」と表現されるものをいいます。
女性性とは、受け取る力、育む力、受容力、共感力、感情・感性的、慈愛、美しさ、かわいらしさ、気配り　Etc。。。
「女性らしい」と表現されるものですね。
例えば、女性らしい人を「女性性が高い」、女性っぽい男性を「女性性が高い男性」という風に表現します。

どうなったらいいというわけではなく、皆がそれぞれの男性性と女性性を持っていて、
それぞれの成長プロセスの中で、それぞれの男性性と女性性を育て、『個性』を作っていきます。
そして、何歳になっても、あなたの心が成長するたびに、女性性や男性性も成長していきます。
例えば、母親になると女性性の中の「母性」の種類が強化され、「育む力」が育っていきますよね。
そうして、あなたは新しい魅力を、人生を通じてどんどん手にしていくのです。

この考え方は心理的な見方の一つですが、恋愛・パートナーシップはもちろん、仕事、人間関係、その人らしい生き方など、様々な分野での問題を解決するのにとても重要になります。
何か問題が起きている時、その人の男性性や女性性がひとつ成長する時であったり、昔何らかの出来事によって封印された女性性が解放されようとしている時だったりします。
これはとっても大切な成長のプロセスなんですが、うまく新しい女性性を受け入れられない時に「問題」として出てくるんですね。

ですので、あなたの中の新しい女性性が生まれようとしているサインを上手にキャッチしてあげることができると、それを問題とせずに、上手に越えて行けるかもしれないのです。

では本題！女性性が上がってきた時のサインとして、いくつかの症状があります。

■ひとつ目は、料理が好きになったり、植物を育てたくなったり、お家の中に楽しみを見つけ出します。

例えば、あるクライアントさんはサボテンすら枯らしてしまうくらい植物が苦手だったそうですが女性性が上がりだした頃、急に何か育てたくなり、レタスを栽培し始めたそうです。
今では、葉が巻いている感じとか、日に日に育つ姿が嬉しくて毎日何度もお世話をするそう。
旦那様もかなりびっくりされているそうです。
彼女の中の女性性、特に母性が育ってきている証拠ですね。

また、あるクライアントさんは、ずっとお料理が嫌いで、ご飯は常にワンプレートな品物（オムライス、っカレー、ハンバーグ　etc）ばかり。
野菜料理と言えば、切るだけのサラダや、湯掻いただけのお浸しなどだったそうです。
その彼女が、人生で初めて、山菜料理にチャレンジしたのだとか。
タケノコをゆでるところから始めてみたり、あくの強い難関の張る野菜なんて、すごいですよね。
それ以来、彼女は料理の楽しさに目覚めて、おいしいご飯を自分と旦那さんのために作りたいのだとか。。。
これも女性性のパワー。
女性性が上がって、自分も旦那さんも大切にしたくなったんですね＾＾

■二つ目は、弱くなった感じや、屈辱感、もしくは自分には何にもできない感覚が出てきます。

女性性は、ただただ愛される存在になっていくということ。
それは、「がんばったから」「何かをしたから」愛されるのではないのです。
いるだけで、その存在自体を愛してもらうのです。

その感覚を受け取っていく時に、「何もできない自分」が出てきてしまいます。
こんな私に受け取る資格があるのだろうか。。。。
また、頑張ることで愛されるパターンを持っている頑張り屋の女性は、この感覚が出てくると「屈辱感」を感じることも。
弱くなってしまう感じ、何もできない感じを屈辱的に感じるんですね。

そして、すべてを守り愛される自分になっていく時に、なんだか自分が弱くなってしまった感じがします。
強くなることで自分を守ってきた人は、女性性が出てきて、自分ではなく誰かに守ってもらうプロセスではとっても弱くなる感じがするんですね。
ここでも、頑張って強くなった人は屈辱感を感じる場合が。

二つ目はあんまりいい感じがする感情ではありませんが、とっても大切。
これを「悪い症状だ！」とおもってしまうと、せっかくの女性性の芽が出るチャンスをつぶしてしまいます。

芽吹き始めた女性性を育てるコツは、気付いた時に、その感覚を楽しみ、慈しみ、愛してあげること。

例えば、最近なんか料理楽しい。。。だけでなく、「女性性が上がってきたのかも～　なんか、こういうのもいいよね　こんな私って、とってもよくない」