ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

木曜日【浮気と不倫】担当のカウンセリングサービスの大門です。

浮気発覚後~私の場合~をお届けします。

あくまでも、私の場合ですので、みなさんがそうなるとは限りませんが、何かの参考にしていただければと思います。


ず、相手を責めまくりました。責めて責めて、責めまくって、いかにあなたが悪いか、いかに自分が傷ついたかを力説いたしました。

その結果、相手は逆ギレしました。

発覚直後は、「何て悪い奴だ!」「こんな奴とは別れてやる!」と思っていたのですが、逆ギレされたとたんに、形勢は逆転しました。

相手の態度は横暴になり、私は別れるのは嫌だと思うようになり、「私の何がいけなかったの・・・」状態になりました。

なぜ私は別れるのが嫌と思ったのでしょうか?

もちろん、子供を育てていたということもありますが、どうもそれだけではないと思われます。

もちろん相手のことを好きだったということもあるでしょう。

でも、裏切られ傷つけられているわけですから、逆ギレされようが、「別れる!」と私がなってもよかったはずなのです。

にも関わらず、私は「別れるのは嫌」と思ったのです。



私の中のどこかに「一人になるのは嫌」という想いがあったのでしょうね。

「一人になるぐらいなら、こんな奴でも、いないよりもまし」そう思ったのかもしれません。

その結果どうなったかというと、相手の態度はますます横暴になり、私はますます萎縮していくようになりました。

一人になるのが怖いので、一人にならないですむように何でも耐えました。

相手への愛情ももちろんありましたが、それよりも、一人になる怖れの方が強かったのです。



そんな私がどうしたか・・・

「私が傷ついたのは、あなたのせいだから、あなたが私の傷を癒しなさい」という態度を、まず改めました。

横暴になってしまった相手は、私の傷を癒してくれはしないのです。

たとえ誰かに傷つけられたのだとしても、その傷を傷つけた相手に治してくれと言っても、治してはくれないのだということに気がつきました。

だからと言って、そのまま放置しておくには痛すぎます。

痛みを感じるのは私ですからね。

「この傷は一生消えないのよ」と恨みつらみを残すのも嫌でした。



どうやっていったかと言うと、まずはいっぱい泣きました。

そして彼以外の人に助けを求めました。

それまでは、人に弱みを見せるのが嫌だったので、人前で泣くとか、人に「つらい」と話すことなどなかったのですが、自分の心を癒す為に、誰かに頼らざるを得なくなったのです。


一人になるのが怖かったのですが、友達と一緒に出かけたり、話したりするだけでも、「私は一人じゃないんだ」と思えるようになってきました。

最初は、「彼じゃなきゃ意味がない」とも感じましたが、それを今求めても、自分の傷を深くするだけであるとわかってきたので、友達をたくさん作りました。

できるだけ、彼と一緒に過ごさないで楽しむということにチャレンジしたのです。

彼以外の人とのつながりを、どんどん作っていくうちに、「一人になる怖れ」は、少しずつですが薄れていきました。


まずは、自分の傷を癒さなければ、前に進むことはできません。

それがわかるまで、何年もかかりました。


私のように、誰かに弱みを見せるのが苦手な方は、誰かに頼るのがとても抵抗があると思います。

頼ったところで、傷が癒えるはずなどないと思うかもしれません。(私もそうでした)

でも、何かしなければ、ずっとそのままになってしまいます。

それでは、傷ついた自分がかわいそうすぎますよね。



人は人によって傷つきますが、その傷は人によって癒されるのです。

傷を癒すのは、傷つけた人である必要はありません。



次に私がチャレンジしたのは、「NOと言うこと」です。

これについては、次週お届けしますね。



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