木曜日【浮気と不倫】担当のカウンセリングサービスの大門です。
浮気したパートナーと別れずに関係を続けていくのか、キッパリと別れてしまうのかは、人それぞれなので、どちらが良いというのはないのですが、今回は別れないという選択をした場合のその後の対応法についてです。
「彼は浮気したけれど、私は彼と別れない」そう決めた方がいらっしゃいました。
そして、彼を問い詰めました。
「どういうつもりで浮気をしたのか」
「いかに、あなたのやっていることが間違っているのか」
「その為に、どれぐらい自分が傷ついたか」
切々と語り、彼の行動や考え方を、正そうと頑張りました。
その結果どうなったかというと・・・・
彼は貝のように口を閉ざしてしまって、何も話さなくなってしまったのです。
浮気だけでもショックなのですが、彼が口を閉ざしてしまって、いわゆる引き篭もり状態になってしまったら、さらにショックです。
この人の場合は、彼は引き篭もるという手段に出ましたが、中には、逆ギレと言われる状態になることもあります。
「いつも君は、そうやって偉そうに言うんだ!君のその偉そうな態度が嫌なんだ!」と、彼に逆ギレされたというお話しもあります。
浮気したのだから、反省して謝るとか、行動を改めるとかがあたりまえじゃないの!!
逆ギレってどういうことよっ!!
と思ってしまいますよね。
浮気した彼に、行動を改めてもらいたくて、また、反省してもらいたくて、問い詰めたり、切々と語ったところ、彼が引き篭もったり、逆ギレされたというお話しは、実は少なくないのです。
なぜこんなことになるかですが、彼の「罪悪感」を突きすぎたときに、どうやらこういうことが起こりやすいようなのです。
罪悪感を突きすぎると、彼は追い込まれます。
そして、自分を防衛するために、自分のやったことを正当化したり、これ以上罪悪感を突かれないために、引き篭もったりするわけです。
「彼は浮気したけれど、私は彼と別れない」と決めた人の場合、彼と別れないけれども、彼を一生恨んで暮らしていくことを、望んでいるわけではありませんよね。
そうではなくて、彼と幸せな関係を取り戻したいと思っているのであれば、いかに彼が間違ったことをしているかを、攻撃しまくって、彼を追い込まないことが、大切なのです。
ムカつくこともいっぱいあります。
言ってやりたいこともいっぱいあります。
でも、彼との幸せな関係を取り戻そうとするのであれば、彼の罪悪感を攻撃しすぎないことがポイントになるのです。
攻撃しそうになったら、あなたの目指しているものを思い出してみてください。
あなたの目指しているものは、彼を裁くことでしょうか?
それとも、幸せな関係を取り戻すことでしょうか?
どうしても、彼を責めてしまいそうになった時は、一旦彼との話し合いをやめてしまいましょう。
そして、自分のつらさや悲しみを誰かに話して、心の余裕を作ってから、また彼と話をするようにしましょう。
攻撃しないということは、彼といっさい浮気について話しをしないということではありません。
もちろん、彼の浮気を黙認するということでもありません。
ただ、正しさを彼の前に振りかざさないということです。
だって、正しさを出されたら、浮気した彼は完敗してしまいますからね。
あなたの正しさが証明されても、その結果手に入るのは、引き篭もった彼や、逆ギレして「別れる!」と言い出す彼ということになってしまいますから、幸せとは、程遠い状態になってしまいます。
6月7日(日)に大阪江坂で、3本立てスペシャルワークショップを行います。
詳しくはこちらをご覧下さい→【心をスッキリお掃除~キラキラの自分になるレッスン~】
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