ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

木曜日【不倫と浮気】担当の大門です。


私が心理学やカウンセリングと言うものに出会ったのは、パートナーとの問題を抱えていたころでした。

自分なりに一生懸命に関係をよくしようと頑張っていたのですが、どうにもならない・・・

その前のパートナーとも、同じような問題を抱え、「どうして私は、同じような目にばかりあうのだろう・・・」と悩み苦しんでいたのです。

そんな時に、カウンセリングに出会い、そこから心理学というものに関わるようになったのですが、そうすると「あの時、知りたかったよ!」と思うことの連続、目から鱗の経験をたくさんしました。

なぜ自分の恋愛がうまくいかなかったのかが、遅ればせながらよく理解できたのです。

そして、私のような思いをしなくても、先に知っていれば回避できる問題もたくさんあるんじゃないのかと思い、みなさんに色々とお伝えしたくてカウンセラーになったのです。

さて、そんな私が今回お伝えするのは、花子さんと太郎さん(仮名)ご夫婦のカウンセリングの実例、前回からの続きです。

お互いに「寂しい」が言えなかった太郎さんと花子さんご夫婦。

実は、「本心を話しましょう!」と、私が提案させていただいた時、最初はえらいことになったのです。



花子さんは、いかに自分が辛くて、悲しくて、惨めな思いをしているかを、怒りながら話し、太郎さんは、どれだけ自分が悪い事をしたと思っているか、でも、許してもらえなくて怒ってばかりいる花子さんに、うんざりしているかを、一気に話し出したのです。



本心を話すというよりも、不満をぶつけあうという形です・・・パンチ!

なので、私が通訳をさせていただくことにしたのです。



後日、花子さんは「本心を話すというのは、どれだけしんどいか、どれだけ辛いかを、話すことだと思っていました。」と、言っておられました。

太郎さんも、「本心を話すと聞いた時に、うんざりしている事を、話すんだと思って・・・そんなことしたら、妻が本気で怒り出すと怖かったです。」と、言っておられました。



本心て、怒りや不安や、怖れの下に隠れてなかなかわからないものなのです。



で、このご夫婦ですが、色々と通訳させていただいた結果、お二人とも、寂しいという気持ちを持っていて、お互いに相手にもう少し優しく接して欲しいと、思っておられたようです。

そして、まさか相手も自分と同じ気持ちを、持っているとは、お互いに考えもしなかったようで、自分と同じ気持ちだったんだとわかって、とても理解しあえたんです。



そして、最初は固まってピクリとも動かなかった太郎さんが、カウンセリングルームを出る頃には、花子さんの手を握っていたんです。


羨ましいったら、ありゃしない!!



その後は、カウンセリングには、花子さんだけが来てくださるようになったのですが、この最初のカウンセリングの時のことを、よく私と二人で笑いながらお話しするのです。



今は、月に一度子供さんを預けて、二人でデートしているそうです。



羨ましい・・・

限りなく羨ましく思います。



私がおっさんの着ぐるみを着ていた為に、恥ずかしすぎて本心を見せられなかった経験が、お役に立てたと、とっても嬉しく思っています。

何でも役立つもんだなぁ~



カウンセリングは、夫婦二人で受けなくてはいけないものではありません。

どちらか一方だけでも、相手の気持ちを理解したり、自分の問題に向き合ったりすることで、関係性に変化を起こすことはできます。



太郎さんと花子さんご夫婦が、「私達の事が、お役に立つなら」と、ご夫婦のカウンセリングの様子を、「ブログに掲載してください」と、言ってくださいました。

本当にありがとうございます。


◆本心は怒りや不安の下に隠れていてわかりにくいものなのです。


◆あなたが本当に相手に伝えたいことはなんでしょうか?



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