木曜日【浮気と不倫】担当のカウンセリングサービスの大門です。
ご主人が浮気してしまったご夫婦のカウンセリング実例の続きです。
もちろん、このご夫婦からここに掲載させていただくことは、ご了承いただいております。
名前は、仮名とさせていただきます。
二人とも離婚したくないと思っている太郎さんと花子さんのご夫婦。
でも、「どうしたらいいか?」がわからないと、お二人ともが、口を揃えます。
花子さんは、「信用したいけど、もう信用できない」と言います。
太郎さんは、「信用してほしいけど、信用されなくても仕方ないと思う」と言います。
信じたいけど、信じられないって、とても辛いです。
信じてもらいたいけど、信じてもらえないというのも辛いです。
そこで、私は提案させていただきました。
今日はお二人とも、「本心を話しましょうよ!私が通訳になります!」
大門 「太郎さん、どうして浮気しちゃったんですか?」
太郎 「妻が、子供の面倒ばかり見ていて・・・家に帰っても・・・」
大門 「もしかして、寂しかったんじゃないですか?」
太郎 「・・・はい。」
大門 「花子さん、ご主人は、もっと花子さんと仲良くしたかったようですよ。」
花子 「そうなら、そうと言ってくれればいいのに!」
大門 「太郎さん、どうして寂しいって言わなかったんですか?」
太郎 「・・・・・」
大門 「もしかして、寂しいって言うのが、恥ずかしかったんじゃないですか?」
太郎 「・・・はい。」
大門 「花子さん、ご主人は寂しいって言うのが、恥ずかしかったようですよ。」
花子 「そうなら、そうと言ってくれていれば・・・言えないからって浮気するなんて!」
大門 「花子さん、ご主人は、家に帰っても寂しいという不満を持っておられたんですけど、花子さんは、不満はなかったんですか?」
花子 「そりゃ私だって・・・」
大門 「もしかして、寂しかったんですか?」
花子 「・・・はい。」
大門 「太郎さん、奥様は寂しかったそうですよ。」
太郎 「でも、いつも子供の相手ばかりして、寂しいなんて言わなかった・・・」
大門 「花子さん、どうして寂しいって言わなかったんですか?」
花子 「・・・・・」
大門 「もしかして、寂しいって言うのが、恥ずかしかったんじゃないですか?」
花子 「・・・はい。」
本心を、話すのってとても恥ずかしいのです。
でも、相手の本心がわかれば、許せること、理解しあえることって、たくさんあるんですよ。
なんたって大門は、本心が話せなくて数々の失敗をしておりますから、本心を話すことの大切さは、身にしみてわかっております。
太郎さんと花子さんのご夫婦は、二人とも「寂しい」が、言えなかったのです。
太郎さんの浮気前も、浮気発覚後も、お互いに「寂しい、もっと仲良くしたい」が、どうしても言えなかったのでした。
◆寂しいって言えてますか?
◆本心を、恥ずかしがらずに伝えられていますか?
恥ずかしさを超えて、本心を伝えることにチャレンジして下さいね。
まだ来週に続きます。
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