話す声のボイストレーニング。
今日のワークは新5000円札の顔として注目されている津田梅子女史の『女教邇言』
今日は彼女の教育論を本人になったつもりで、声を出して読んで頂きました。
以下一部抜粋
「依頼心が多くて、奮発心が少なくて、秩序とか整理とかいう観念が乏しくて、どうしてこの複雑な社会に立って、家を治めていくことができようかと思うくらいであります。
中略
本人に自営独立心の心さえ定まっておれば、どんな場所へ出しても、またどんな境遇に処しても差し支えなく、変通自在でありましょう。」
当時の日本女性に欠けているものを、指摘し、身に備わせていこうと奮闘された津田梅子女史の厳しくも愛ある文章を読むことで、受講者の皆様にも、彼女の人間性に少し触れていただけたのではと思います。