【マツダスタジアム】広 12 － 1 中
中日０００ ０００ １００＝１
広島００１ ３４２ １１Ｘ＝12
【勝】岡田 (８勝４敗０Ｓ)
【敗】鈴木 (５勝４敗０Ｓ)
【本】鈴木誠18号
【戦評】
広島は3回裏、2死三塁から菊池の適時打で先制する。その後は4回に鈴木のソロ、岡田と田中の連続適時打で3点を加えるなど、終わってみれば18安打で12点を挙げた。投げては、先発・岡田が7回途中1失点の好投で今季8勝目。敗れた中日は、投打ともに精彩を欠いた。
岡田 (７回途中１失点８勝目)
『絶対やるぞという気持ちでマウンドに上がった。（立ち上がりから）全力でいき、すごい暑かった。（七回に初ヒットを許し）打たれてしまったという感じ。毎回走者は出さなかったが、七回に捉えられてしまったので、次はしっかり修正していきたい。これからずっと勝ち続けていきたい。（球宴では）すごく良い経験をしたのでリーグ戦にいきたのではと思う』
菊池 (ヘッスラで先制内野安打)
『必死でした』
誠也 (18号ソロ)
『打ったのはフォーク。自分のスイングでしっかり捉えることができました。岡田さんが頑張っているので追加点につながって良かったです』
田中 (岡田に続きタイムリー)
『打ったのはストレート。チャンスで岡田が打ってつないでくれたので、負けてられないと思いました』
新井 (犠牲フライで追加点)
『最低限の仕事ができました』
今日は岡田の投球に注目しましたが、６回まではランナーを１人も許さない完全試合で、以前の岡田に戻って頼もしい限りでした。オールスターで何か掴んだものがあるのでしょう。自信も溢れ出てる貫禄ある投球でした。打つほうでも２安打３打点、送りバントも決めて投打の活躍。試合もほぼ決まり、あとは岡田の大記録の行方に興味が向きましたが、７回に初ヒットを許すと、ここから岡田の悪い癖で突然の乱調。スイスイ完投どころか、この回の途中で降板することになり複雑でした。岡田の場合、点差関係なく１本打たれると『しまった』と思って自分の気持ちをコントロールできなくなってしまう傾向にあるようです。昨年、黒田から学んだメンタル面を思い出し、いかなる場面でも冷静さを保てば、自分を追い詰めずにもっと大胆に投球できることでしょう。
さぁ、火曜日からは岐阜、京セラで巨人３連戦。３カード連続勝ち越しを狙って、まずは祐輔で初戦を取ろう！