【番外編⑱】(各行2文字しりとりの詩)
『なしとげるには夢へのログインをめざすこと』
コト、夢に関して
してきた事より今、感じてること
コトダマって聞いたことあるかい
回答を頂くチャンスはないが
医学では解けない先人の教えだ
枝分かれする岐路に差し掛かり
仮の姿でちょっと下見したい
太陽が雲に隠れてるからといい
いいように踏み込むではない
泣いたフリなどお見通しだ
次第に雲は割れ、陽が刺す
さすがにもう逃げ遅れ
暮れ行く地平に足を抱え
帰り路を無くした夢への冒涜者
遮二無二、夢に誠実になれ
慣れはよいが馴れ合いは禁物
持つべきものは夢のレプリカ
理解しがたくも夢へは正直に
気になるのは夢の性格や色
色など日々かわり、
わりと合わないかモなんて思う
もう、いいかナなんて目を切る
着る人を夢は選ばない
泣いてももう遅い、弁解は無理よ
利用してたのアナタの方だから
身体にまとわりつく四季の助言
玄関前の置き配にもしてくれます
ますます夢を理解しなきゃだから
カラの心や頭や内臓や呼吸と、が
尖り、しまい込め無きないよう
様子見ながら小さな汗粒をこわす
忘れそうだった夢の横顔の半分
分身だったと知ってましたか?
たかが表情、たかが横顔?声?
声はアナタをもっとも象徴します
マスクをしてても夢へは届く
毒にもならぬ声の乗った息
息で出来た夢のスペアキーにも
荷物以外のアナタの最適解
解読不能な愚痴も全部聞いている
いるはずのない所から空耳
耳を疑う、喧騒の帯にある一糸よ
使用するでもなく大切にたぐる
ぐるぐるにしても後でほどく
毒にもならぬと言ったはずだ、声
声は夢のスペアキー、そしてパス
パスワードは夢から送られてくる
来る日も来る日も、まちなさい
最速の送信日も不明、
明確なパスは「フロム、夢」
夢へのログインが許される瞬間
肝心、これでもうアナタは夢で
目でも指紋でもログイン可能
ノウハウは、これからだし
出し惜しみとかもアナタ次第
台無しにはならないし
意志の固さも夢とは無関係
経験を積むとも夢とは無関係
形式的な振る舞いも不要
ようするに、ログアウトだけ
だけど気を付けて欲しいコト
コト、夢に関しては、まだかな
叶ったわけではありません
先人の教え通りに告げますと
ストーリーはこれから夢と創る
来る日も来る日も、生きなさい
最後に笑える日を想像し
失うものの全てまで使いきよ
器用に生きて不器用にも生きる
着る服の手筈を整えたなら
ならばもう夢の役目は終わる
悪口ひとつも言わなかったと
例えば空気を通じて、次なる夢
夢に、夢は夢語をコトダマに替え
帰りたがらぬ新たな夢人の気配と
糸口を怪訝に、見つけるはずです
(2026.02.26/木)/TOTAL(#---)