わたしがもっとお洒落になれば
もっと歌が上手くなれば
もっと頭がよくなれば
もっとギター弾けるようになれば
もっと音楽に詳しくなれば
先輩が戻ってきてくれるんじゃないか、
って思ってる
そんなはずないのに
どんなにがんばっても
もう隣を歩けないことくらいわかってるのに
友達はたくさんで
みんなに優しくして
いつも笑顔でいて
どんなわたしでいたって
あなたには関係ないことでしょう
でもね、そうすれば
ちょっとでもあなたの耳に届いてくれれるかな、って思って
もっとみんなに褒められれば
もっと人の輪が広がれば
勉強も運動も芸術も何もかも
すごいねってみんなに認められれば.
わたしのいいとこも悪いことも
こんなに先輩を思ってることも
空回って頑張ってることも
もっと
もっと
もっと
もっと。
そしたら、
もしかしたら
さ
もしかしたら。
そうだよわたし優しくなんかない
そんなに大人じゃない
臆病で頑固で負けず嫌いで
そのくせ上手く伝えられなくてすぐに泣く
素直にさよならできるほど
大人な女じゃないんです
結局何をするにしても
やることなすこと全て
先輩のため
わたしはわたしのことしか考えてない
ただの自己中な女の子です
あとね今朝すれちがったとき
自転車乗ってたけど気が付いてくれた
ちゃんと挨拶してくれた
めっちゃくちゃ嬉しかった
でも素直に喜べなかった
きゅうと切なくなって
涙腺が緩んで
どうしても口角は下がって
涙目で歩いた
すぐに泣きたくなる
涙腺が緩むの
やめてほしいなあ