先日、テレビで、こんな質問をしていた。
「あなたは相手を自分色に染めたいほう? それとも自分が相手色に染まりたいほう?」
スタジオの人たちは、それぞれ、「染めたい」だの「染まりたい」だのと答えていた。
染めたい?
染まりたい?
どっちもなぁんか違う……。
アタシはアタシ。
それじゃいけないのかなぁ??
もちろん、アタシだって、恋人にもっと好きになってもらうための努力は惜しまないつもりでいる。
だけど、そのために、“自分”を捻じ曲げようとは思わない。
“アタシ”でなくなったら意味がないもん。
“アタシ”を好きになってくれなきゃ……。
同じことが逆でも言える。
だから、相手を自分の理想に当てはめようとも思わない。
変えようとするなんてもってのほか!
相手のどんな部分もすべてを受け止める、それがアタシの恋愛における姿勢だから。
甘いかなぁ??
やっぱり、どうしても我慢できない部分って出てくるもの?
今のところ、お互いそういう部分はない。
でも、もっともっと長く付き合っていけば、いろいろあるものなのかもしれない。
ただ、それはきっと“改善”の範囲であって、“染める”こととはちょっと違う気がする。
だからアタシは、“染める”“染まる”でなく、違う色との“共存”を選びたい。
そんなアタシだから、恋をしても、周りに気づかれることはまずない。
付き合っている人がいても、訊かれるまで黙っているほうなので、“秘密主義”だと思われていることもしばしば。
だけど、それでも小さな変化はある。
普段なら、当日の朝になってから考える服のコーディネイトも、デートとなると、何日も前からあれこれと考え始める。(一度恋人の前で着た組み合わせは着ないようにする)
デート前日のお風呂は、いつも以上に長く、念入りになる。
マニキュアやペディキュアは、必ずデート前に塗り直す。
いつもはファンデーションとアイブロウ、ルージュのみのシンプルすぎるメイクだけど、デートの時は、ポイントメイクもちゃんと加える。
デート用と普段用、下着を使い分ける。
これまで興味がなかったものに関心を持つようになる。
と、こんなところかなぁ。
とにかく、“自分”を最大限、魅力的に見せられるよう、努力しようとするのだ。
もちろん、“自分”でなくなってしまうほどの大きな変化は意味がない。
……というか、ある意味“自己満足”の世界なのかもしれない。
相手に気づかれない程度の変化なんだと思う。
でも、そういうことを自然としちゃうのが、“恋”なんだろうなとも思う。
いろいろ言ったけど、とにかくアタシは、お互いの本質同士で恋愛していきたいな♪