ご報告
本年で環境省「一村一品」より引き続き
「低炭素杯」と5年目のお付き合いと成ります、
良い機会をいただき感謝しておるところです。
さて、今回のトロフィーの制作趣旨が今までとは違う様子になる為に、
あらためてご報告申し上げます。
「3.11」、この大災害を見据えないわけには参りません、
被災地石巻の子供達に協力してもらい、大きなメッセージを発信したいと考えました。
「地震」そして原発事故!
原発の是非は、まさに地球温暖化と環境問題そのものと捉えています、
地獄を見、全てを失った当事者の子供達だからこそ、真実を語れる説得力のある声を上げられるのだと感じています。
「低炭素杯トロフィー」は被災地の廃材やガレキを素材とし、子供達と共同で制作します。
また、子供達自身のために自分に捧げるトロフィーの制作指導を行います、
頑張った子供達、まだ頑張っている子供達、彼らを褒めてあげる何かを一緒に作れれば幸いです、
僕の今までの制作活動の中でも精神的にキツイ仕事と成る事でしょう、
子供達の前で、涙を見せずに頑張れるよう努力してみます、だめかもしれませんが。
2012.トロフィー制作への思い人類の愚行!
私たちは、大きな課題を背負う事と成りました、
自然界に無い物を作り続ける人類に、そのツケがもたらされた、
牙を剝きだしにした自然の脅威、地球環境の激変はもう誤魔化し様が無い現実を、
私たちに突き付けています、過去に例を見ない・・・今世紀最大の・・・
世界各地で幾度と無く起こる自然災害の惨状、
地球の悲鳴でしょうか?人類への制裁なのでしょうか?
現象の多くが、地球の温暖化によるものとの見方が定説となりつつある今、
その原因の多くを生み出してしまった私たち人類こそが、
ひとりひとりが地球環境への意識を高く持ち、
戦争や迫害は言うに及ばず、乱伐や乱開発、大量生産、大量消費の生活行動を、
地球に巣食う「寄生虫」の様な態度を、謙虚に反省し改めなければ成りません。
まだ間に合うのでしょうか?
3.11人類は愚行を繰り返してしまいました、
多くの人々が苦しみ、悲しみました、
たくさんの涙がながれて、いまなおとまりません。
わたしたちは学べるのでしょうか?
罪の無い、子供たちが泣いています、
大人たちは、子供たちのために未来を作っている、はずなのに・・・
「箱」が爆発し、地球を汚し、子供たちから笑顔を奪いました、
子供たちは家に帰れなくなりました、
大切な物を沢山、沢山無くしてしまいました。
こどもたちと約束しましょう、
もうこれ以上地球を壊さない、地球を汚さない、
地球のために頑張るあなたに、子供たちがトロフィーを授けてくれます、
こどもたちの涙と、勇気で作られたトロフィーです、
あなたに問います、受け取る準備は出来ていますか。
全国各地で多くの方が、温暖化問題に取り込まれています、その成果は少しずつ社会に影響を与え始めてはいますが、経済活動優先の社会で苦しい立場に置かれ、無理解に苦しむ事も多いのが現状です。
「3.11」この災害は、天災に止まらず人災をも引き起こす結果へと結び付き、出口の見えない問題を私たちに突き付けました、エネルギーの問題は温暖化と強く結び付いていますし、速やかに解決を見出さなければ成らない現実です、
第二の福島を生み出すわけには行かないのですから。
「3.11」による多くの方々の悲しみは地球に暮らす人類全ての問題です、大型化する台風、記録的な豪雨、想定外の洪水、日本で世界で苦しむ人々が増えています、そして無くならない原発。
耐え難い体験をした子供達に、罪の無いこども達に、大人たちに突き付けてほしいと思います。「誰のせい」なのか、しかしながら、問題と向き合い戦っている大人もいることを知ってもらいたいのです、子供達が未来を見つめる事が出来る様に、悲しみから前を向けるように、実際の共同作業により何かを学んでもれえる事を期待しています、もう十分に学んでいるのかもしれませんね、私たち大人が子供たちから学ぶべきなのでしょう。
トロフィー制作は子供達による「問題提起」と捉えています、トロフィー授与者は「行動と活動の成果と責任」を子供達に約束します。