やけぼっくいに火が点いた
以前はアニメでよく耳にしていたのですが(昭和?)
(日常では聞いたことが無い)
最近はめっきり聞かなくなったのです。
ぱぱだけでしょうか。
幼稚園くらいの頃は「やけぼっくり」だと思っていました。
松ぼっくりが燃えるとか、爆ぜるというのはそれこそ漫画やアニメで知っていたので。
そのうちに「やけぼっくい」って言ってない?と気付くも
あぁ、「り」が発音しづらいから方言的なアレ?と勝手に納得。
だとしても、あまりにしっかりと「やけぼっくい」というので
これは松ぼっくりが焼けているわけではないのでは!?と思い調べる。
ちなみに、以前の履歴書には「愛読書」なる欄があったもので
そこには「広辞苑」と書いたくらいに辞書を読むのが好きである。
中学生時分には学ランのポケットに国語辞典を入れていた。
さて、ぼっくい とはなんぞや。
棒 杭
まぁこれも方言的アレであることに違いはなかったのですが
ぼうくいのことだそうで。
一度焼けた棒杭は火が点きやすいってことらしい。
とはいえ、あんまりそのシチュエーションは想像がつかないので
不要になった杭や棒で焚火をするというよりも
これはもしや、火災現場の話なのでは?と思った。
かまどやお風呂であれば、棒杭じゃなく薪(まき、たきぎ)というはず。
敢えて棒杭というのは、やはり火事じゃないかと。
そうやって昔の情景に思いを馳せるのが好きなのです。
東海道五十三次とか大好物。