対応に問題はなかったのか!? | ぱぱはAB型おっさん系。~理系は変人って誰が言ったんだ~

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変人は認めますが、変態と言われるとカチンと来ます。

良く聞くこのフレーズ

 

対応に問題はなかったのか。

 

 

馬鹿な事をお言いでないよっ

 

 

新潟では電車が立ち往生して乗客約430名が15時間半も閉じ込められたという。

 

除雪車輌の到着まで9時間かかったなど

JRは「対応に問題はなかったのか」を検証するらしいです。

 

 

またまたコンビニ営業を求める民意ですか。

 

 

冬季は通常、深夜の除雪運行しか予定されておらず、

日中は除雪車を走らせないそうです。

 

天気予報を見て、こりゃヤバイなっていうときは日中も走らせるもんだろ?普通は。

と言いたい気持ちはわかる。

 

が、

ダイヤの合間を縫っての運行。

運転手だって必要。

当然1名態勢ではない。

場所にもよるだろうが、新潟県内でも随一の豪雪地帯であるわが地域では

確かに日中も必要に応じて除雪車輌が走っている。

 

これがすごい!

 

なんと、踏み切りは作動しないのだ!!

 

列車運行システムとか自動ブレーキとかの

線路上のセンサーとのやり取りする機械がついてないのかね?

踏み切りは開いたまま、警報も鳴らないまま通過していく。

踏み切りに誘導員がつくことも無い。

 

これが自動車学校で習う

踏切では一時停止。

窓を開けて、目視と聴覚で安全を確認して速やかに通過せよ。

というルールの本当の意味なのだ。

 

踏み切りは動作しなくても鉄道車輌は通過する!

クルマなんかやられるからねw 負けるからねw

 

さてこれも、地上作業の人と、運転の人と、助手で数名体制。

(地上作業は区間によっていろいろだと思います)

 

降るか降らないかわからない、どれくらい積もるかもわからない。

予報を頼りに人員配置して、ダイヤの何処の隙間で運行するかを決める。

ここにかかる経費はとてもデカイはず。

事業主としては、明らかに避けたい。

 

「今週はさぁ、降るかもしれないから、日中も待機しててくれる?」

そんな「今週は」とか「今日は」とか都合よく勤務してくれる運転手なんている??

いないよね。

しかも、普通自動車免許みたいな誰でも持ってる資格じゃないでしょ。

っつーことは仕事が無くても雇いっぱなし。

しかも、1人がずっと待機なんてできないのだから、数名交代。

無駄だわ。

 

豪雪地帯では、降るだろうから…と待機するのは常識ですが、

道路除雪を請け負っている土建屋さんにしてみれば

雪の一粒はお金の一枚

とはいえ、待機する人はたまったもんじゃない。(1台2名態勢)

規定積雪になるまでは出動してもお金にならないので、定規とにらめっこしながらの待機。

 

JRにしてみれば除雪したって補助金なんて出ないだろうから

やりたくないはずですよ。

やるのは仕方ないにしても、降るか降らないかわからないのに待機人員を用意する

これは本当に経費の無駄。

 

こういう突発的な大雪は不慮の事故、天災として対応云々をいうのはちょっと…

 

不可抗力ではないよ。

対応は可能だったはず。

でも、その経費を見込んで運賃値上げしたり、

ダイヤを遅らせたりしたら、お客さんは納得するかね?

踏切だって長時間閉めて除雪したら苦情殺到でしょ。

踏み切り閉めないでやったら、苦情殺到でしょ。

 

かならず

「これっぽっちも積もってねーじゃねーかよ、何が除雪だ」っていうよね。

 

だけど、ある区間で除雪対象の積雪だったら、除雪車を走らせないと。

で、その前後に積雪のほとんど無い区間があっても、

列車は自由に線路を外れるわけに行きませんから、

退避できる所までは運行しなきゃいけない。

そうなれば道路交通からダイヤから、あちこちに影響が出るんですからね。

 

鉄道会社だって営利目的だからさ。

長文は不人気なのでこの辺にしておきましょ。