鉄のバンパーというやつはこういうやつだ
よく見ると、○皿○ お顔よりも前脚(タイヤ)の方が前に出てますね。
かわゆす。
そしてっ
岩や切り株、倒木、様々な障害物に挑む時、バンパーが先に当たってしまっては乗り越えられない。
だからタイヤの前には邪魔なものは無い。
まぁほら、バイクだって一番出っ張ってるのはタイヤですからね。
ちなみに、見るからに普通じゃないジープなんですが、
こやつはヘッドライトの下にコイン投入口のようなものがあります。
本来はホーンがはまってる場所ですが、ミリタリー仕様でB.O.ランプなるものがついてます。
これは前方を照らすものじゃなくて、前に対して光を出すもの
…って、意味わかんねーよw
普通のライトは地面を照らしてしまいますので、上空から見ると一目瞭然。
ということは夜間の行動ほど、ライトを消さないといけません。
単独行動なら良いですけども、仲間同士で距離がわかってないのは危険すぎます。
この特殊なランプは前だけに光を出して、お互いの距離の目安にするものなんです。
もちろん後ろにもあります。
隊列を組んで行動する場合はこのランプの光の形で距離を判断しながら走るらしい。
中にちっちゃな▼っぽいスリットが4つほど入ってるのね。
▼が4つ見えれば近い。2つに見えれば遠い。1つに見えると随分遠い。というわけ。
正しい動作状態では、B.O.ランプ類が点灯するということは、その他の照明は何一つ点灯してはいけないわけで、
ブレーキランプもメーター照明もつかない。
そんな危険なスイッチは車検に通らなくなるので、これらのランプは点かない様に配線を外してあります。
非常に残念。
といってもこれは普通の三菱ジープの装備ではありませんので気になさらぬようw
フェンダーの上、右ウィンカーの更に上にある帽子を被ったような丸いものも、それ用の前照灯。
上空の飛行機からランプが見えないようになってるランプ。
多分、相当暗いはずw
B.O.というのはブラックアウトのことね。暗闇ランプってところか。
そうそう、
雪国ってのは、積もると走れない以前に
ドアが開かないwww
エクストレイルみたいに少し車高が高くなってればそれでもマシですけどね。
だけどジープさんは大丈夫。
基本的にトラックなので、ドアの形は下が細い。
普通の乗用車は四角いドアなので、たくさんの雪をどかさないと開きませんね。
ちなみに、スライドドアも雪を後ろに向かってどかしながら開くので途中で止まります。
まぁ、膝の深さならご覧のようになんの問題もなくドアは開きますし
腰の高さに積もってても、ちょっと雪をどければ開きます。
最悪の場合、ドアを外すっていう手もありますw
なんという生存性の高さ!
ごく短時間でこれを開発したカール・K・プロブストは間違いなく天才だ。
長いうえに、ツマンナイ? まぁこういうものの良さがわかる人はごく一部なのだ。
多分つづく。