夏 最後の日曜だっていうのになんも予定がなくしょぼん・・・「仕事しなきゃなぁ」と思いつつだらだらとテレビ見てました。


やしきたかじん(実は知り合い)が司会の日本の若い社長が数名でている番組で

「一番大事なのは人材です」と社長が口々にいってらっしゃいましたがこれには私も深くうなづくグッド!

 どんなに機械化がすすもうとネット文化になろうと、人が考え人が作り人が売る。 最終的には人だと思っています。


ではよい人材をどうしたら集められるか・・・集めるのではなく「育てる」のではないのかなぁ。


私が就職した頃は(もと銀行員)「新人教育」という名前のもと長期カリキュラムが組まれていました。まず男の子は入行して半年は寮で共同生活。一ヶ月近くは現場にもでずに新人ばかりあつめられ朝から晩まで新人研修をうけます。(入行前にも何回か研修があった)

それぞれの職場に配属されるとマンツーマンで指導者がつき、新入行員は「新入行員日誌」を、ついた指導者は「指導者日誌」を半年つけます。

 私についてくださった方はベテランの先輩だったのですが、本当によく指導していただきました。

親がどんなに怒っても直らなかったいい加減な性格がこの半年で矯正されました~

(就職前、みんなに「あんた銀行員だけはむいてへんで」といわれてた)


それが今までは男の子の寮生活もなし、一ヶ月近くの新人研修も半年にわたる指導者指導もないと聞いています。

不況でリストラによる人材不足や社員教育にお金をかけれないという事情によるもの。


どこの会社も数年前から社員教育費を減らしています。 ここにきて「人材不足」の声がでてきていますがそろそろ新入社員教育に手を抜いたつけがまわってきているのではないでしょうか?


 幼児塾をされている方にお伺いしたのですが、少子化の影響か親の目が足りるためどうしても子供が考える前に親が与えてしまうそうです。

子供が「おやつがほしい」「クッキーが食べたい」という前に「おやつが欲しいのね?!クッキーがいいかな?チョコがいいかな?昨日チョコだったからクッキーね」というように。

  結果、「自分で考えられない」「待つ」受動的な子供が多いそう。

人の質(というのでしょうか?)もどんどん変わっていきます。


新入社員研修に時間とお金をかければ格差社会はなくなるような気がするのですがヒツジ