「せんせぇ~、消費税ってほんまにあがりますやろか?」
というのもよく聞かれる質問です。
ずばり、消費税はあがります!
平成16年4月から、消費者に対する価格の表示を「税込表示」(総額表示方式)に統一するよう定めされました
それまでは「税込表示」でも「税抜表示」でもどちらでもよかったのです。
税抜表示とは・・
税金部分は表示せず商品本体の価格だけを表示する方法
100円のものに対し5円の消費税がかかるのでレジではあわせて105円払いますが、商品の値札は100円
(値札100円 支払額105円)
一方 税込表示とは・・
税金部分もこみで表示する方法です
100円のものは消費税部分含めて105円という値札でなくてはなりません。値札とレジで支払うお金が一緒
値札をみれば支払額がひとめでわかります
(値札105円 支払額105円)
では消費税があがることと税込表示に統一されることはどういう関係があるのでしょう
たとえば消費税率が10%になったとします。
税抜表示なら消費税があがろうと値札はかわらず。 10万円のものなら「10万のスーツかぁ」と思ってレジにいく
「消費税含めまして11万円になります」
「税金1万円?! 税金たっかぁ~~消費税反対!政治家はなにしてる!」となりませんか?
これが税込表示なら消費税が10%にあがったとたん、値札が10万から11万につけかえられます。
「うわぁこの店、値上がりした」と思いませんか?
税金がいくらかかっているのかをグレーにする税込表示
将来の消費税率アップをみすえた布石は平成15年の時点(税制改正)ですでに打たれているのです。
「○○先生、消費税率10%になったら大変ですよねぇ。私、とか買うのやめようとおもってるんです」
「たけだ先生、そやで~。年収1000万の男探すっていってたんが年収1100万・・税効果考えたら1200万くらいの男さがさなあかんなぁ」
「・・・・・・・」
(ちなみに私はそんなことほざいてません)