私が知る婚外カップルの中で、婚外恋愛と言って良いと思うカップルは交際が長く続いている方が多く、付き合ってから10年、20年続いている方も居られます。


付き合っている期間は長いですが、若い頃から付き合っている訳では無くて、付き合うようになったのは、40歳代になってからの方達なので婚外経験年齢としては、一般的に多い年齢だと思います。


ただ、そのようなカップルに多いのが、

若い学生時代に恋人として付き合っていたことがあったり、恋愛感情を持っていたものの二人のタイミングが合わなくて(男女どちらかに交際相手が居て)交際することは無かったけど、お互いに好意を持っていたというようなケースです。


そして、そんな二人が10年以上の時を経た40歳代になって、同窓会等で再会した事が切っ掛けとなり二人で連絡を取り合うようになり、やがて会うようになり、そのうちに交際するようになるというパターンです。


これらのカップルに共通するのは、再会した時点でお互いに家庭を持ち、10年以上生活を共にしている配偶者が居るのですが、配偶者との会話やコミュニケーションが少なく、夫婦関係が良いとは言えない状況だったということだろう。


余談に成りますが、傍から見ると家族でお出掛けしたりしていて仲良く見える夫婦でも、それは家族としての関係が良いだけで、夫婦関係の異性としての関係と言う部分では、会話やコミュニケーションが少なく良い夫婦とは言えない夫婦も多々居るのです。


そんな自分の夫婦関係に不満を持つ男女が、お互いの若い頃を知り話しやすく、相手に好意を持っていたりすると、現状の配偶者とは違って異性としての魅力も感じ、異性としてコミュニケーションを持つようになってしまうことが多いのです。


このようにお互いの若い頃を知り、偶然的な出会い(再会)をした男女が付き合うようになった場合、出会いを求めて出会い系やマッチングアプリで出会った既婚男女とは違って、相手との拘りを大切に思うからか、遊び目的で付き合うのとは違って長く続くことが多いのではないかと感じます。


実際このような形で付き合いを始めたカップルは、40歳代で付き合うようになり、現在50歳代や60歳代という方が多く、付き合い始めた頃とは違って、月に1〜2回一緒に食事に行ったり、何処かに一緒に出掛けたりするという拘り方で、身体の関係を持つ頻度も少なく、連絡頻度も週に1〜2回という感じで、お互い拘ることが当り前で相手との関係に不安を感じることも無く安定した関係で、不倫カップルなのですが、ある意味親友のような、もう一人の配偶者のような関係になっている方々が多いです。


婚外の付き合いが、婚外恋愛になるかそうでないかは、男性の女性に対する気持ちが多分に影響すると言っても過言では在りません。


付き合う以前の段階で、男性が女性に対して本当に好意を持っているか、女性との身体の関係を持つことを目的として女性に近付いたかの違いによるものが大きいように思います。


女性が婚外恋愛という付き合いをしたいのであれば、そんな男性の本心を知ってから付き合うかどうかを決めることが大切だと思います。



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