苦しい思いをしながらも、
懲りずに繰り返す。
一般に恋愛、といえば甘酢っばい何かのようだけど、
中高生のようにキャピキャピしたものではなく、
『出会い』という言葉の持つ変な下心見え見えの欲求でも勿論なく、
どちらかといえば、憧れに近い。あと『目標』とか。
彼は、経済界、教育界の中では(世界的に!)有名な人で、なおかつ手の届くヒーロー。
そんなすごい人だけど、ウォール街や丸の内じゃなく、田舎が似合うひと。
パリッとしたスーツより、Tシャツ、ジーパン、長靴が似合うひと。
言葉えらびが素敵で、まるで詩を聞いているような気にさせるひと。
誠実ゆえに緊張しぃ、まっすぐなこころ、
誰よりも海と緑と風が似合う。
恋じゃないんだ、憧れなんだ、目標なんだといいながら、
彼は私のこころかんっぜんにをうめつくす。