善悪の知識の木からは食べてはならない。
食べれば必ず死ぬ。
神様は最初の男性アダムに、
一つのおきてを与えます。
そのおきては、
「園のすべての木からは食べてもよいが、
善悪の知識の木からは食べてはならない」
という命令です。
このおきてには二つの意味が含まれています。
ひとつめは「すべて食べてよい」という自由を与える部分です。
つまり、人間はロボットではないということですね。
ふたつめは「この木からだけは食べてはならない」
という義務に当たる部分です。
だけど、無限にある木のなかから、
たったの1本だけ食べてはいけないという義務は、
興味はわくかもしれませんが、
とても簡単な義務ですよね。
繰り返しますと、
神様はアダムにこのような命令をおあたえになりました。
「地上の全ての草木や実や食べ物は自由に食べてもよい。」
アダムには本当に大きな自由が与えられていました。
この自由を存分に楽しめばよかったのです。
けれども、この後アダムは、
「善悪の木の実からだけは食べてはならない」
というおきてを破ることになります。
神が与えた自由には満足できずに、
絶対にしてはらならないというおきてを踏み越えてしまいます。
これは神の目から見て、とても悪いことでした。
そこで、神様はどうして善悪の木のような、
危険なものをおいたのかという疑問がわきます。
けれども、神様はアダムに対して、
それよりはるかに多くの自由を与えたということを忘れてはいけません。
また、人間は動物と異なって、
食料だけではなく、
神様の言葉を守って生きるように創造されました。
それは、神様の悪意のためではなくて、
人間の永遠の命のためでありました。
神様は善良な方ですので、
人間に多くの束縛を与えたいとはきっと思わなかったのだと思います。
それで「その木からだけは食べてはならない」という、
小さくて軽いおきてをお与えになったのではないでしょうか。
余談ですが、「善悪の木の実」を「リンゴ」だと思ってらっしゃる方が多いです。
男性の喉仏のことを、
「アダムスアップル」と言ったりします。
だけど聖書には「リンゴ」とは書いていません。
「善悪の木の実」と書いています。
ちなみに、
アップル社のロゴマークは、
リンゴを一口かじっています。
これは、何を意味するのでしょうか?
とても興味深いです。
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