備忘録

 

 

ご無沙汰してました.

 

60cmオーバーフロー水槽のフランジが届くのが時間を要したため、一通り完成してから記事にしようと決めていたので、遅くなってしまいました.とりあえず全景から。

 

 

まだ殺風景ですが、立ち上げたばかりなので.

 

遠目に見ると問題なさそうですが、フランジ取り付けが本当に大変でした.

 

mjnekoさんのZEO水槽日記からフランジ取り付けの記事をみて、元々リーファーのフランジがすごく良くできており、地震対策のためには必須だと思っていました.フランジつき水槽を探したのですが、リーファーでは部屋に置くには重量がありすぎるし、オルカの水槽も重量が厳しい.ヤフオクでフランジつきも売っていたりするのですが、総重量がわからないのと大きな水槽を個人宅に取りに行くのに気が引けて、前回書きましたように60*45*45を買ったのでした.フランジは自分で取り付けることにして、ポリカーボネートで4つ注文をかけ、マスキングしシリコンコーキングとしたのですが、洗濯バサミで固定しようとしたところ、うまく圧がかからず3つとも落下する羽目に.泣きそうになりながら余計なところについたシリコンを拭き、最終的にはマスキングテープで固定したのですが、結果的にガラス面との接着が甘い部分が出てしまい、結局ポリカーボネートの上下もシリコンコーキングすることとなり、マスキングした意味が皆無となってしまいました.

しかし、かなりガッチリ固定はできたので、当初の予定である地震での溢水対策にはなりました.蓋もポリカーボネートで作成依頼し、ちょうど良い大きさでした.

 

上から見るとこんな感じです.

 

 

正直、フランジは絶対やったほうがいいと思いますが、初心者がDIYで取り付けるのはやめておいた方がいいです.かなり後悔すると思います.ただ、ある程度の形にはなるので、見てくれ重視でなければ、トライしてみても良いと思います.

 

2つ目の問題は落水音でした.リーファーだと落水音を調整できる部分があるのですが、3重管はウールマットに落ちていく水がモロに管の中で反響するため、かなり音がします.子供の寝室においたので、これではとても子供が眠れる状況ではありませんでした。

 

色々調べた結果、ビニール紐を括って取り付ける方法が極めて有効でした.作成も極めて簡単ですし、汚れたら捨てて作ればいいだけなので、簡単です.

 

 

 

サンプです.アクアギフトさんを今回は頼って、安めだけど実力のあるもので揃えました.

 

アクアエクセルのスキマーは、同規格のスキマーの1/2程度の価格ですが、静かですし泡立ちも良いです.構造もシンプルで良いと思います.

揚水ポンプはPRSのDC4000です.パワー最小でも正直オーバースペックですが、価格と音の静かさで選びました.VarioSと比較しても遜色ないものだと思います.ろ材は定番のZOOXのバイオメディアです.これは本当に便利.ライトはミクモルです.

 

 

コントロール室です.DIYで1X4材でホームセンターへ行き作成しました.こればかりは、海水がかかるとまずいし、かといって水槽台の中に取り付けられないので、絶対に作製しようと思っていました.テキトーに作りましたが、思っていたより剛性の良いものができました.木材なので、ねじ止めを気軽にできるのが良いです.1個だけ余っていたドージングポンプは、BPシステムのために炭素源を繋いでいます.BPシステムは本当に素晴らしいシステムと思います.NO3もPも極めて低値で維持できます.活性炭とBPシステム、自動給水、この3つがあれば、もしかすると無換水で維持できるんじゃないかと思うくらいです.

 

 

全景はこんな感じ.ちょっと暗くてすみません.右の貯水タンクは、自動給水用の千円くらいのタンクです.自動給水はZOOXのものを選びました.ちゃんと動いてくれており問題ないです.自動給水があると、水分蒸発のたびに水を補う手間が省けるので、個人的には必須です.

海水水槽は意外とやることが多いので、手間をいかに省けるようなシステムを組んでおくかは大事だと思います.手間が増えると次第に億劫になり、モチベーションが落ちてきて、結果的にシステムの荒廃、そして水槽をたたむことにつながるんじゃないかと思っています。

総水量は130Lですが、魚は少なめで飼うつもりです。いずれチョウチョウウオを入れたいですね。

 

 

先ほどの60オーバーフローに、ヌメリトサカを移して、45cm水槽は少しスッキリしました。ここは少しずつ検疫水槽に変えていくつもりです。ここのカクレを60オーバーフローに移しました。いずれシマキンチャクフグとクモハゼも移すようになるんじゃないかと思います。デバスズメだけ残してバクテリアを維持し、導入する魚はここで検疫する、といった流れです。

 

 

90cm全景です。ここはみんな元気。フラグ台の緑のハイマツは、その後白化が治っております。土台を覆うくらいになったら、どこかへ移植する予定です。

 

 

スギとショウガは今のとこ大丈夫。スギが最近ポリプを出す量が増えました。

 

 

背景が苔ですみません、近いうちに掃除します。クロユリハゼはみんな元気。クロユリハゼは本当に病気になりにくいし、元気に泳いでくれるし、カラーも黒と群青色と白で綺麗。海水魚の中で1番好きです。お店で痩せた個体を見ると、可哀想な気持ちがして購入したくなりますが、今は控えております。

 

 

カクレたち。イロブダイも元気。

 

とりあえず報告まで。ではまた。