ばんぶるびー

 

以前の記事に書いたと思いますが、淡水水槽から始めて、次にやってみようと思ったのは汽水水槽でした。理由は、バリスネリアなどの水草は汽水でも適応できるものがあるとのことで、水草を育てつつ汽水の魚も育ててみたら、他であまりみたことがないような水槽を作れるんじゃないかという好奇心から、です。

 

その時に最初に購入したのが、バンブルビーゴビーです。

 

 

あまりにも小さいので写真に映しにくかったのですが、この写真の真ん中あたりにいるハゼです。

 

彼らは汽水魚ですが淡水でも生きられるよう適応した亜種もいるようです。チャームで購入しましたが、かなり薄めの汽水から始め、問題なく飼育できています。

 

ただ、バリスネリアが、比重1.004あたりを少しでも超えると調子を落とすのと、根張りがなかなか進まず、やはり塩分がネックになっているのを実感しました。底砂にサンゴ砂を敷いていたのですが、これまた茶ゴケまみれになり、清掃を考えるも、汽水にマガキ貝に相当するものがおらず、次第に夢見ていた景色から離れていく状況でした。この頃にサツキハゼも導入していました。

 

他にもアーチャーフィッシュなどやってみたいなと思ったり、今もまだ夢見たりしていますが、とりあえず汽水から半汽水程度まで塩分濃度をあげ、アマモでも育ててみたいなと、完全に思いつきで行動してしました。アマモは飼育最適温度が25度よりずっと低かったようで、自切?のような感じで葉がちょこちょこ抜けていき、まったく思っていた通りにはなりませんでした。その間にも底砂の茶コケ化はどんどん進んでいきました。

 

結局、アマモも育成を諦め、完全な海水水槽にすることにしました。一気に塩分濃度をあげるのは危険と考え、ゆっくりと1.023を目指して調整していきました。

 

その後は今の60cm水槽につながります。海水水槽となってから一番最初に入れたのはクロユリハゼです。

たまたま近くのショップに、状態のよいクロユリがたくさん仕入れられていました。時々ショップにいくとクロユリが売っていないかみていますが、よく売っている子は、自分的には痩せている子が多いように思います。うちの子は購入時点で結構肥えており、これは非常によかったなと思っています。今は少しスリムになりましたが、餌はよく食べてくれます。

 

 

その後、別で立ち上げていたリュウキュウスガモ水槽にハタタテハゼを入れ、イソギンチャクを飼うこととなり60cmに移動させ、カクレクマノミなども入り、今の水槽に近づいてきました。

 

 

ハタタテハゼはいつもはこの写真の右下にあるライブロックの下の巣穴で、他のハゼたちと仲良く住んでいるようです。たまに顔を出して、気ままに泳いでは巣穴に戻っています。サツキハゼたちも同じ巣穴にいるようです。仲がいいですね。時々顔だけだして、こちらの様子を伺っています。

 

汽水水槽は、いつかまたリベンジしてみたいなと思っています。たぶんその時は、アーチャーフィッシュとかを入れて大きめの水槽で作る感じですかね・・・。