感染症などが流行していない、気候のいい時期に健康診断を受けることにしているので、
今年もまた健康診断の季節がやってまいりました。
ありがたいことに、今まで特にこれといった問題なく過ごしてきており、
なので、受けた後毎度、
「これ、やる意味あったんかな・・・」
と思うのですが、それでも毎年受けているのは、
おそらくは私のこの、
「えー、こんなんやったら、別に受けんでもよかったやん・・・」
という気持ちを見透かしたお医者さまに、ものすごい勢いで、
「必ず毎年受けてくださいね!」
と言われ、
40代になってからは、更に、
「40代なんですからね!!」
と言われるからです。
おそらくは、「うーん・・・」という私の心の声が顔に滲み出ているのでしょう、
何度も何度も言われます。
「あい、もう分かりましたから、来年も受けさせていただきます、多分・・・」
というテンションで、診察室のドアを閉めます。
一年経つと、また、「でもさー、ぶっちゃけ意味ある?」という気持ちも出てこなくもないのですが、
何せ石にかじりついてでも長生きしたい性分なので、今年もしぶしぶ予約しました。
検査結果をお伝えくださる間、先生が少なくとも5回はおっしゃるであろう、
「毎年受けてください」
なのですが、それと同じくらい言われるのが、
「水を飲んでください」
です。
あまりにおっしゃるので、
毎年、そんなに言う?と思うし、
珍しく病院へ行くと言った息子を診ていただい時も、めちゃめちゃおっしゃっていたので、
「先生、水飲めと健康診断受けろしか言わないんじゃなかろうか・・・」
と思うほどです。
他にも色々あるじゃないですか、
規則正しい生活とか、栄養バランスの取れた食事とか、適度な運動とか。
が、先生はそういうことには一切触れず、「水飲め」の一点張りです。
実際私は水分摂取量がかなり少ない方なので、
「あい、がんばらせていただきます」と思いながら聞いているのですが、
もうちょっと他にもアドバイスしてくださってもいいような気がするんだけど、
とも思いながら、毎年、診察室のドアを閉めます。
毎年健康診断を受けて、水をがんばって飲んでいるおかげか、
今のところ、五月病もしくは更年期障害になったりする以外は、特に不具合なく過ごしています。
いえ、訂正させて下さい。
実は私が飲んでいるのは水ではありません、
私、白湯を飲んでいるのです。
一時期、お美しいモデルさんたちがみなさんこぞって飲んでいるとおっしゃっていた、
あの白湯です。
家の中でもそうだし、
出かける時も、電車に乗って出かけるような時にはほぼ必ず、
水筒に入れて持っていきます。
それで、飲み始めた頃は、何飲んでるの?と聞かれたら、
「白湯飲んでるの」
と、さも意識高い系であるかのような雰囲気を醸し出し(ているつもりで)答えます。
初めて水筒を持ち歩こうとした時は、沸かしてすぐに入れてしまい、
だいぶ経ってから飲んだのにめちゃめちゃ熱くて、口の中をしこたま火傷しました。
サーモスの保温技術高すぎじゃない!?と驚愕し、
これはいかん、とこちらを購入しました。
これは50℃から100℃まで、好きな温度に設定することができるので、
(95℃以外は10℃刻みです)
火傷をしない温度で、お湯を沸かすことができます。
ピンクの水筒はサーモスで、保温機能性が高いので、70度で入れています。
に対し、フランフランの水筒は、小ささが便利な時もあるのですが、どうしても冷めやすいので、80度で入れています。
これでようやく、私のお白湯生活に平和が訪れました。
さて、ここまで読んでいただいて、
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ある日娘に、
「ねぇねぇ、ママちゃん、
白湯って、一度沸騰させた水を、50〜60度に冷ましたものらしいよ〜」
と言われました。
えっ・・・
じゃあ、ママが飲んでるのは・・・?
「んーーーー・・・『お湯』かな」
ずっと意識高い系ぶって「白湯飲んでるんです」とか言ってたのに、
ただのお湯だったと・・・!?
健康診断の時も、水飲め水飲め言ってくる先生に、内心、
「先生、お水なんておっしゃってますけど、わたくし、お白湯を飲んでおりますので、ご心配には及びませんわ」
とか思っちゃってたのに・・・!
これは恥ずかしい・・・!
ただ知らないというだけでなく、
意識高い系ぶってるのが輪に輪を掛けて恥ずかしい・・・!!!
となると、
これからは沸かして冷まして、さも最初からそうしていました、とするか、
恥を忍んで、「私が飲んでいたのはお湯でした」とするか、
究極の選択を迫られます。
「白湯飲んでます」は、意識高い系ぶることができていい気分なのですが、
冷ますのがどうしても面倒なので、
意識高い系ぶるのは泣く泣く諦め、お湯を飲むことにしました。
白湯を作るためには、不純物や残留カルキを取り除くために、10分程度沸騰させ続ける必要があるそうなのですが、
それはもう、日本の水道水の品質の高さと、
わが家の浄水フィルターにお任せします。
お湯生活も長くなってきたので、友人の家に行ったりすると、
「えーっと、お湯だよねー?」
と聞いてもらえます。
図々しく、
「うん、すぐ飲みたいから、沸騰しないで途中でやめちゃってもらえたりするとありがたいなー」
とわがままを言うと、
「何度?」
と聞かれたので、
「えっ、何度か言っていいの!?じゃあ、60度で!」
と言ったら、
ほい、60℃、と60℃のお湯を出してくれました。
えーえーえー、どういうこと!?
ここ、電子ケトルないよね?すごい!!
と感動したら、なんでもない顔で、
「レンジで温度設定できるじゃん」
と言われました。
天才か・・・!!✨
しかも、
「今はやかんを、コーヒー淹れるお湯沸かすのに使っちゃってるけど、
多分コンロでも温度設定できるよ」
などと言います。
私、コンロは火じゃないとどうしても上手くできないから、IHは選ばないやん・・・?
ラッセルホブスのケトル、かわいいし、
温度をキープすることもできるから、いいんだもん
この日も水筒を持っていました。
ワンピース To b. by agnes b.
靴 MARGARET HOWELL idea
バッグ agnes b.
これから夏ですが、温活継続予定です🌻