ハワイに行ってくるねーと父に電話すると、
かなり心配性な父は、
「ちゃんと入国できるのか」
から始まり、
「一体ハワイで何をするんだ、今まで何度も行ってるだろうに、楽しめるのか?」
ということまで確認し、
果ては、
「知らない人から物をもらわないように」
などということまで言ってきました。
「もう何度も行ってるけど、そんなこと一度もないよー」
と笑ってしまったのですが、
40を過ぎても、娘は娘ということなのでしょうか。
いつまでも心配ばかり掛ける娘でごめんねぇ、と心の中で呟きます。
今回は、こどもたちと一緒ではなかったので、
こどもたちが食べたがらなくて今まで食べたことのなかったアサイーボウルを食べようと思っていました。
行きたいお店は、
アイランドヴィンテージコーヒーと、ホノルルコーヒーの2軒です。
ダイヤモンドヘッドに行こうとしていた時に、
たまたまアイランドヴィンテージコーヒーの近くを通ったので、
食べてから行く?なんて言ったのですが、とんでもない!
結構な行列で、並んで食べたら、ダイヤモンドヘッドの予約時間にはとても間に合いそうもありませんでした。
(現在、ダイヤモンドヘッドは事前予約がないと登れないようになっています。
お気をつけください)
ということで、とりあえず断念したのですが、
ハワイ島に行ってから、ホテルの近くのモールに行ったら、
アイランドヴィンテージコーヒーが入っていて、
全く並ばずにすぐ食べられたので、
ワイコロアに行かれる方は、無理をしてワイキキで行かなくてもよさそうです。
ホノルルコーヒーはホテルの中に入っていたので、
(名前はワイコロアコーヒーとなっていました。
よく分かりませんが、ホノルルコーヒーとも書いてあって、まぁホノルルコーヒーなんかね、と思っています)
毎朝お世話になりました。
アイランドヴィンテージコーヒーのアサイーボウルも、
ホノルルコーヒーのアサイーボウルも、
どちらもおいしかったのですが、
私は、ホノルルコーヒーの凍っているアサイーボウルがよりおいしかったです。
おいしーい!とはしゃいで食べていたら、ワンピースにこぼしました。
アサイー、かなり濃い紫色なので、ピンチです。
この時着ていたワンピース、




柄があるので、柄に見えなくもないかな!?と友人に聞いたら、
「ちょっと無理があるかな」
と言われました。
仕方がないので、ハンドソープをつけてつまみ洗いをし、海に行く間干しておいたら、
シワにもならず、きれいに落ちていて感動しました。
このワンピース、これから、南国への旅にはいつも持っていきたいです。
いえ!毎回こぼすわけではないです!!
シワにならなくてよいなってことでね、ゴニョゴニョ。。。
翌日、真っ白なワンピースを着たのですが、
その日はしっかり用心して食べました。
(気をつけてね、と友人に言われました)
お店が空いていて、テーブルが空いていたので、そちらで食べていたら、
お隣のテーブルにラテン系のおじさまが座られて、
丸ごとのパパイヤを真っ二つにカットし、
中の種を取り出し、スプーンですくって召し上がり始めました。
まぁ、なんて贅沢!
息子が小さい時、同じことをメロンでやりたいと言ったので、
お誕生日にやらせてあげたのを思い出しました。
かわいかったなぁ。
半分食べ終わると、おじさまが席を立たれて、こちらへ近づいてきました。
「パパイヤ、食べない?」
ごめんなさい、とお断りする友人の返事と、
いいんですか?食べたいですー、という私の返事がかぶります。
「え?」と私を見る友人。
「え?」と友人を見る私。
おじさまは、何やら友人に説明し、
友人も、私の食べたい食べたい目線に観念して、
「じゃあ・・・いただきます」
と苦笑いしながらいただくことになりました。
パパイヤだけでなく、種を入れるゴミ袋や、スプーンまで持ってきてくださり、
おじさまはその後、種を入れる袋がなくなってしまい、ちょっと大変そうでした。
友人によると、今日帰るのに、食べきれなくて困っていらっしゃったそうです。
奥様らしき方も合流されて、更なるパパイヤと格闘されていらっしゃいました。
私たちはおいしくいただいて、お礼をお伝えして、お先に失礼しました。
「おいしかったねー」
と友人に言うと、
「いや、普通、ああいうのは断らなきゃダメよ」
と言われます。
えーと唇を尖らせると、
「何か入ってたら困るでしょ」
と言われました。
なるほど・・・!
そんなこと、考えもしなかったよ・・・!!![]()
ここまできて、ようやく、
「そういえば、父に、知らない人から物をもらうなって言われたんだった」
と思いだし、友人に、
「だろうね」
と言われました。




