昨年末、カリフォルニアディズニーに行ってきたのですが、

カリフォルニアディズニーと言えば、

 

スター・ウォーズ⭐️

 

 

初めて行った時はこどもたちがまだ小さかったので、なんのことやらよくわからなかったと思うのですが、

今回はしっかり予習していきました。

4と、5の途中までは…

 

 

 

 

すごい!スター・ウォーズの世界!!

 

 

 

 

 

「わー!めっちゃエイム悪い、白い人だ!」

コラ!失礼ですよ!!

(でも本当に、びっくりするくらい当たらないですよね)

 

 

楽しみにしていたミレニアム・ファルコン、

1度目は、欧米人のカップルさんがパイロットをしてくださって、

 

 

 

大丈夫そう…?

これは大丈夫なスコアですよね…!?

 

ミレニアム・ファルコン、6人で連帯責任なので、失敗できないというプレッシャーがすごいです。

気にせず楽しめばいいのかもしれませんが、私はとても小心者なので、

一緒に乗ることになった方に、「下手と一緒のせいで全然スコア出なかったー。つまんなーい」などと思わせてしまっては申し訳ない・・・!と、震えつつ乗ります。

そして必死にオナカーさんの指示に従って操作します!

 

 

オナカーさん、すごいしゃがれ声で、めっちゃ指示が聞き取りにくいですが、ボタンも光って教えてくれます。

 

 

 

2度目はこどもたちがパイロットをすることになりました。

 

 

 

パイロットはハンドル操作もしなくてはいけないので、ボタンを押すだけのガンナーやエンジニアと比べると操縦が大変そうです。

そして、ミレニアムファルコンの乗組員は、本来、パイロット、ガンナー、エンジニアで構成されるのですが、

空いていて人員不足のため、エンジニア不在。

大丈夫なのかな…。

 

 

 

大丈夫じゃなかった。

エンジニア不在よりも、おそらくは指示に従わずに自由に遊ぶ息子のせいで、ものすごい低スコアが出ました。

「私はちゃんとやったのにー」と、娘、おこです。

私は、「他の方が乗っていらっしゃらなくて本当によかった・・・!」と震えつつ、

息子には二度とパイロットはやらせまいと心に誓いました。

 

 

 

そんなこともありましたが、

そんなこともいい思い出となるくらいの素敵体験もできました。

 

カリフォルニアディズニーランドでは、なんとマイ・ドロイドを作ることができるのです!

@ドロイド・デポ

 

 

 

 

 

 

 これはうれしい!

心躍ります!!

 

それなのに、こんな心踊る空間で、

「あ、ぼくはいいよ」

という息子。

 

息子は私より遥かにミニマリスト寄りです。

ジョブズか!と突っ込みたくなるようなクローゼットには、同じ型のパンツの色違い、同じ型のモノトーンのTシャツ、トップスは同じ型のカーディガンの色違いと、同じブランドのニットの色違い。

バッグに関しては、サイズアウトの概念がないので、小学生の時から使っているものもあり、

「そろそろ新しいの買う?」

と言ってみても、

「でも、これ、思い出もあるしね」

と、欲しがる様子はありません。

そして、ことあるごとにミニマリズムと格闘し玉砕する私に対し、憐憫を湛えた微笑みを浮かべながら、ミニマリストマウントをとってきます。

 

 

でも!

でもさ!!

ここはカリフォルニアだぜ!?

 

テンション爆上がりの母を尻目に、一向にドロイドに興味を示さない息子。

 

前に来た時は、スター・ウォーズとかよくわからないくせに、マイ・ライトセーバー作って喜んでたのに!

 

 

 

 

私もさすがに諦めて、

「随分大人になっちゃったのね〜…」

と言うと、

「僕ね、京都で学んだんだ。あの木刀はいらなかった」

 

息子のジョブズばりのクローゼットの中にある木刀は、彼の黒歴史になったようです。

 

 

 

比較考察。

 

この一連のやり取り、

お母さんの一番よくない所は、

「せっかく来たのだから!ここでしか作れないのだから!」という考えがベースになってしまっている所ですね。

このよくない考え方、「カリフォルニアだぜ!?」の一言に如実に表れていますが、

ここがカリフォルニアであろうと、アマゾンであろうと、南極だろうと、どこであろうと、

ドロイドが今後の自分にとって必要かどうかには、何の関係もないのです。

スター・ウォーズでテンションが上がってしまい、関係のないことを理由にドロイドを作ろうとするお母さんのこの状態は、

判断力が著しく欠如した状態といえます。

 

一方の息子くんは、京都での失敗を踏まえて冷静な判断ができていますね。

木刀とライトセーバー、どちらも刀剣類であったことからも、応用がしやすかったのかもしれません。

 

 

娘編に続きます。