目的地:初心者WEBライターが把握すべきSEOの基礎を把握する
方向:正しい方へはじめの一歩を踏む
この記事では、初心者WEBライターが
記事を執筆するにあたって、
最低限、知っておきたいSEOの基礎をまとめています。
ターゲット: 初心者WEBライター(専門用語をある程度 理解している事を想定)
目次
- 検索エンジンがどのような在り方をねらっているのか
- 検索する人のきもちと行動を考える
- 検索キーワードを見つける
- キーワードで記事を書く
- コンテンツのつくり方の基本
1. 検索エンジンは、どのような在り方であろうとしているのか
結論から言うと、検索エンジンは、
「どんな質問者にたいしても、最高の回答者」であろうとしています。
そのため、アルゴリズムは常に変化しつづけています。
こうしたことから、SEOとは「検索順位を上げるためのランキング競争」でもなく、「順位を操作するテクニック」でもないのだということを最初に踏まえておきましょう。
すぐに変わってしまうトレンドを追うよりも、“変わらない考え方”をおさえる必要があります。
2. 検索する人のきもちと行動を考える
2-1. 検索する人の行動パターンを理解する
ホームページにたどり着くまでには、どのようなルートがあるでしょうか。
例えば、Facebookに流れてくる、広告で気になってクリックする、ネットサーフィンをしてたまたまたどり着く、などといったことがあげられます。
検索サイト以外にも、自分のホームページを知ってもらう方法はいくらでもあり、SEOはそうした手段のうちの一つであるということを忘れてはいけません。
こうした上で、
「検索を通じて知ってもらう」→「知ってもらった上で、コンバージョンしてもらう」
為には、どうしたらいいかを考えなければなりません。
また、見つけてもらう手段の優先度はなにか、を明確にすることも大切です。
・検索して見つけてもらうことを重視しているのか
・Facebookなどでシェアされることを重視しているのか
・広告でシェアされることを重視しているのか
など
こうした優先度は、ホームページサイトが「どういう情報を」扱っていて「どういうシーン」で探してもらいたいのか?によって変わります。必ずしも、検索して見つかることが最重要ということではなく、なにを重視するかはホームページサイトによって違うということを忘れないようにしましょう。
2-2. 最初におさえておきたいポイント3つ
さて、上記のことを踏まえたうえで、
SEOで大切なこと、とりわけ最初に知っておくべきポイントを概ね3つにまとめます。
- どのようなキーワードで検索されているのかを知る
- 検索エンジンが正しく理解できるようにサイトをつくる
- みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載する
それぞれを、噛み砕いていきます。
- どのようなキーワードで検索されているのかを知る
Googleアナリティクス(アクセス解析)からデータをみてみると、どのようなキーワード検索でホームページに到達したのか、最初に訪れたページはどこか、といった事がわかります。
これらを見ていくと、一つのサイトにたどり着くまでに、実に様々なキーワード、様々なページから到達していることがわかります。
その為、「人気のあるキーワードでどれだけ上位に表示できるか」ばかりを考えるのがSEOではない、という事がわかります。
「ビックワード(よく検索されるキーワード)で、上位表示する」 ではなく、
「検索者はいろいろな言葉で検索をしていることを前提に考える」ことが重要となります。
- 検索エンジンが正しく理解できるようにサイトをつくる
検索エンジンがどういうサイトを高く評価しようとしているのか?といった、大枠を理解してサイト運営に反映させていくことが重要となります。
検索エンジンは、アルゴリズムで自動的にサイトを順位付けていますが、アルゴリズムのしくみを完全に理解する事は不可能です。なぜならアルゴリズムは年間で何百回とも変更されているからです。それよりも、検索エンジンがどのような検索結果をつくろうとしているかを理解して、SEOでやることもそこに合わせていく事が大切です。
- みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載する
3つめのことを噛み砕いていく為に、3章へと向かいましょう。
3. 検索キーワードを見つける
SEOとは「情報を求める人が、検索を通じて求める情報にたどりつけるようにする」ための技術です。
だからこそ大切なのは、みんながどのようなキーワードで検索しているかを知ることです。
そのヒントとなるツールをいくつかご紹介します。
キーワードプランナー:月次の検索数の推移や、検索結果における競合がどのくらい多いのかなどを調べることができます。
キーワードウォッチャー:クロスリスティングが提供しているキーワード調査ツール。月次の検索数の推移などを調べることができます。
まずはこうしたツールを使って、ターゲットとしたい層が「どのような言葉で」「どのような検索をしているのか」を調べましょう。「こんなに検索されているの?」といいう言葉以外に多くのアクセスを集めたり、「みんな、こういう検索をしているんじゃないか」と言った言葉が意外にも検索されていなかったり、特に最初は色々な気づきがあるかもしれません。
ここで大切なことは、「感覚でとらえるのではなく、必ず調べる」ということです。
「どんなキーワードが、どれくらい検索されているんだろう」とイメージできたり、調べたりすることができれば、コンテンツのヒントになりますし、ライターが執筆する時に、どういう形でキーワードを盛り込めばいいのか参考にもなりますね。
・キーワードをしることは「みんなが知りたいこと」を知ること
検索する人の意図やニーズは、「検索キーワード」という形となって現れます。したがって、検索されるキーワードを把握することは、みんながどのようなことを、どのようなキーワードを使って探そうとしているのか、そのものを知る手掛かりとなります。
・特定のキーワードで検索される機会は、想像しているほど多くない
「このキーワードで上位に来たら、ものすごく多くの人がサイトにくるはず」と想像するのは大きな間違えです。ビックキーワード(検索されやすいキーワード)だけでなく、ロングテールキーワード(検索される回数は少ないが、検索が当たればコンバージョンがおきやすいキーワード)を複数盛り込むことで、検索される機会や可能性を広げることが大切です。
・具体的な検索キーワードから、サイトのコンテンツを考える
キーワードは「検索者の悩み」や「ニーズ」そのものです。その為、むずかしく考えずに「それを解決するためのコンテンツを用意すればいい」と考えればOKです。しかし、実際には検索結果では、ほかの多くのコンテンツと競合します。そこで、対象となるキーワードで実際に検索をしてみて「この検索結果にある他のコンテンツよりも優れたコンテンツを作ろう」と考えることが必要です。
4. キーワードで記事を書く
具体的には、どのようにして記事にキーワードを盛り込んでいけば良いのでしょうか。
ポイントを6つにまとめます。
- titleタグにキーワードを含める
- meta descriptionにキーワードを含める
- 最初の見出しにキーワードを含める
- ページ内のテキスト要素にキーワードを含め、なるべくページ上部に出現させる
- 「見てほしい人が使いそうな言葉」をなるべく選んで使う
- 自然な文章で表記し、不自然な繰り返し表現を用いないようにする
それぞれを、噛み砕いていきます。
- titleタグにキーワードを含める
タイトルを決める上でのポイントは以下のとおりです
・タイトルは20~30字以内におさえる
・大事なキーワードを含めて、どのような情報が書かれているのかを具体的に示す
・内容と関係ないタイトルはつけない
・重要なキーワードはなるべく前半にもっていく
・ターゲットを明確にする
例 「SEOについての基礎知識」 → 「知っていないとマズイ?!今更聞けないSEOの基礎」
「ライターに必要なこと」 → 「初心者ライターが踏まえるべきポイント」
「都内のおすすめカフェ10選」 → 「意外と知られていない?!都内の隠れ家カフェ10選」
上記のように工夫するとクリックの機会を増やすことができます。
ターゲットを絞ったり、緊急性をもたせたり、タイトルだけで、そのサイトを開けば、どのようなことが解決できるのかを容易に想像できるやさしさをタイトルに反映させましょう。
- meta descriptionにキーワードを含める
meta descriptionとは、検索した際にタイトルの下に表示される概要文のことです。
検索者は膨大な検索結果の中から、この概要文をぱっとみてから、自分の欲しかった情報が得られるかどうかを判断しています。じっくり見ることはないので、打ち込んだキーワードと関連しそうな言葉が表示されることが重要です。目安としては50~100文字いないにおさえましょう。
- 最初の見出しにキーワードを含める
- ページ内のテキスト要素にキーワードを含め、なるべくページ上部に出現させる
- 「見てほしい人が使いそうな言葉」をなるべく選んで使う
- 自然な文章で表記し、不自然な繰り返し表現を用いないようにする
上記の項目に関しては、それぞれをまとめて述べたいとおもいます。
まず、「検索する人に読んでもらうための自然な文章を書いて、それを検索エンジンにより正しく認識してもらう」ことが重要です。
そのためには、
重要なキーワードを最初の見出しから、自然な文章で表記しつつ盛り込んでいくこと
がポイントとなります。
ここでいう自然な文章とは、キーワードを不自然に繰り返すのではなく
「見てほしい人が使いそうな言葉」を選びながら、
ニーズにそった情報を載せていく
ということです。
・ページ上部には重要なテキスト情報を集める
検索エンジンがページのテーマを正しく認識できるよう、冒頭の見出しやページの冒頭部の文章として必要なテキスト情報を記載しておくことを習慣づけましょう。「ランキングを操作することを目的に、キーワードを詰め込んだ文章を配置する」のではなく、「わかりやすい位置に、トピックに関連する言葉を記載しておくことで、さまざまな言葉で検索出来る状態」にしましょう。
・キーワードは「検索する人が使う言葉」に合わせる
「どういう言葉を使って書くべきですか?」という質問を多く受けますが、正解は「あなたが情報を届けたい人が普段使っていそうな言葉を選んで書く」ことです。
5. コンテンツのつくり方の基本
コンテンツといっても、さまざまなものがあります。
商品を紹介しているコンテンツや、ブログ、キャンペーンのような内容のもの等。
ですから、企業サイトにおいては「ターゲットとする人の行動プロセス」をしっかりとイメージすることが重要となります。
・「自分がいいたいことを書く」のではなく、「相手が知りたいことを書く」
なにかのサイトを見つけたとき、その場でアクションをすることはほとんどありません。
ターゲットとする人のもっと、具体的なイメージが必要となります。
置かれている状況、起こすであろう行動、知識レベル、情報を探しているときの心理状態等をイメージし、それぞれで使用される検索キーワードを想定してから、検査ボリュームを調べたり、関連語を調べたりしつつ、必要としているであろう情報を用意することが大切です。
SEOを売り手目線の販促活動として考えないようにしましょう。
【参考文献】
土居健太郎著『10年つかえるSEOの基本』株式会社技術評論社、2015年