AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024<グループB_第2節>
U17日本女子代表は難しいと言われる大会の初戦に無事勝利することができた。だが、あの試合、前半は緊張からかパスがつながらず、なかなか先制点を奪うことができなかった。後半6分にゲームキャプテンの#14眞城美春さんの右足から放たれたワールドクラスの美しい弾道のシュートがゴールネットを揺らし、U17日本女子代表選手全員に笑顔をもたらすと、そこから徐々に緊張が解けていき、追加点、ダメ推し点が決まり、試合の結果を決定づけた。
U17日本女子代表が入っているグループBの第１節の結果、順位は以下のようになっている。
Group B 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失 勝ち点
1 Japan 1 1 0 0 4 0 4 3
2 China PR 1 1 0 0 3 0 3 3
3 Australia 1 0 0 1 0 3 -3 0
4 Thailand 1 0 0 1 0 4 -4 0
第2節の結果によっては、U17日本女子代表は、決勝トーナメントへの進出を決定することができる。その第2節の相手は、第1戦で中国と対戦し、ゼロ対3で敗戦となったオーストラリアである。背水の陣を敷くであろうオーストラリアに対し、どうやって崩すのか？第1節のタイ戦よりもゴールを奪う難しさを体感するのかもしれない。さらには、カウンターの鋭さは増しているだろう。U17日本女子代表の守備陣のがんばりも期待されるところである。
第1節のタイ戦の後半、U17日本女子代表のディフェンスラインの4名は、現在、日テレ・東京ヴェルディメニーナに所属している3名と、中学3年まで所属していた1名が並んだ。日テレ・東京ヴェルディメニーナに在籍していた当時の試合で、この4人がディフェンスラインに並ぶ姿を見たことはなかった。
はたして、第2節のU17日本女子代表のディフェンスラインはどうなるのであろう？
がんばれ！にっぽん！
AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024
<グループB_第2節>
U17日本女子代表vsU17オーストラリア女子代表
日時：2024年05月10日 19:00 KickOff(現地時間)
会場：Kapten I Wayan Dipta Stadium
U17日本女子代表のスタメンは以下。
GK 18 坂田 湖琳
DF 02 青木 夕菜
DF 04 太田 美月
DF 17 朝生 珠実
DF 03 牧口 優花
MF 15 本多 桃華
MF 22 平川 陽菜
MF 14 眞城 美春 (Cap.)
FW 11 根津 里莉日
FW 09 佐藤 もも サロワンウエキ
MF 07 菊地 花奈
U17日本女子代表の布陣は4-1-2-3なのか？
FW：11、09、07
MF：14、22
MF：15
DF：03、17、04、02
GK：18
U17日本女子代表のSUBメンは以下。
GK01永井 愛理
GK21福田 真央
DF06鈴木 温子
DF13菅原 千嘉
MF05榊 愛花
MF10古田 麻子
MF16福島 望愛
FW08木下 日菜子
FW19辻 あみる
FW23松浦 芽育子
FW20花城 恵唯
FW12津田 愛乃音
U17オーストラリア女子代表のスタメンは以下。
GK18 C. Bray
DF02 A. Tartaglia
DF04 R. Cuthbert
DF17 A. Yates
DF20 A. Khoshaba
MF05 K. Meyers
MF08 T. Younis
MF10 I. dos Santos
MF21 E. Dundas
FW09 S. Dale
FW11 T. Fuller
U17オーストラリア女子代表のSUBメンは以下。
GK01 L. Adams
03 C. Parker
MF06 A. Bennett
MF07 S. Dewey
GK12 J. Skinner
MF13 M. Duong
FW14 L. Punch
DF15 I. Hoyos
MF16 E. Gutszmit
FW19 D. Butrus
DF22 C. Kiceec
FW23 A. Francou
選手交代：
前半28分、オーストラリアの選手交代：OUT #04R. Cuthbert→IN #22C. Kiceec
HT、オーストラリアの選手交代：OUT #11T. Fuller→IN #19D. Butrus
後半19分、オーストラリアの選手交代：OUT #08T. Younis→IN #13M. Duong
後半19分、オーストラリアの選手交代：OUT #09S. Dale→IN #23A. Francou
後半24分、日本の選手交代：OUT MF15本多桃華→IN MF05榊 愛花
後半24分、日本の選手交代：OUT FW11根津里莉日→IN FW08木下日菜子
後半38分、日本の選手交代：OUT FW09佐藤 もも サロワンウエキ→IN MF10古田麻子
後半38分、日本の選手交代：OUT MF07菊地花奈→IN DF13菅原千嘉
後半38分、オーストラリアの選手交代：OUT #05K. Meyers→IN #06A. Bennett
得点シーン：
前半3分、日本：M2右ハーフ、#04太田さんロングフィード⌒＞A2中央やや右寄り、#09佐藤さん胸トラップして反転～＞ペナルティエリア中央、#09佐藤さんツータッチ以上右足S―＞ゴール右に決まる。１対ゼロ。
前半10分、日本：M1左サイド、#03牧口さん左サイドのスペースを狙って縦に―＞A1左サイドに抜け出した#07菊地さんがボールに追いついてクロスー＞PA中央、#09佐藤さん右足ワンタッチS―＞ゴール左に吸い込まれた。２対ゼロ。
後半20分、日本：M2右ハーフ、#04太田さんロングフィード⌒＞A2中央、#14眞城さん右足トラップ、縦に運んで～＞ペナルティアーク付近、#14眞城さんGKをかわして～＞PA左、#14眞城さん左足S―＞ボールはゴール内に吸い込まれた。３対ゼロ。
後半35分、日本：M1中央やや右寄り、#14眞城さん縦パスー＞A2中央、#22平川さん左足トラップ前を向いて右足ロングS⌒＞ボールはゴール左隅に決まる。４対ゼロ。
後半45分＋3分、オーストラリア：日本のCKのあと、オーストラリアは左サイドでカウンター攻撃を仕掛けるー＞日本の左サイドの裏を狙ったスールパスに、#19D. Butrusが抜け出し―＞PA左、#19D. Butrusの背後から日本#02青木さんが押して、倒してしまう形となり主審がPKを宣告。
後半45分＋5分、オーストラリア：PK、#10I. dos Santos左を狙って右足S―＞GK#18坂田さんは右に飛んだので⌒＞ボールは、がら空きのゴール内に吸い込まれた。４対１。
ゴールにはならなかったが惜しいシーン：
前半16分、日本：A2右ハーフ、#11根津さん縦に運んで～＞PA右、#11根津さん切り返して中央へ切れ込んで～＞PA右、#11根津さん中央へ―＞PA中央、#07菊地さん右足トラップ右足S⌒＞ボールは、GKの伸ばした手をすり抜け、ゴール上クロスバーに当たって跳ね返った。
前半42分、日本：PA右角、#11根津さん中央へ―＞PA右、ペナルティエリア内に侵入した#02青木さん左足トラップ右足S―＞ボールはペナルティエリアを斜めに横切ってゴール左ポストの外へ。
ゆなぁ～！めっちゃおしい！
後半4分、日本：左サイドを#07菊地さんが縦に運んで～＞GA左角、#07菊地さんニアサイドを狙って右足S―＞GKが弾いてゴール左外へ。
後半45分＋2分、日本：右CK、#05榊さん⌒＞PA中央やや左寄り、#17朝生さんHS⌒＞ボールはゴールクロスバーの僅か上を越えて後ろへ。
たまちゃん！めっちゃおしい！
試合結果は4対1でU17日本女子代表の勝利。
オーストラリアはカウンター狙い。日本はオーストラリアのカウンターを受けるも、シュートの精度を欠くオーストラリアの攻撃に助けられた。
第1戦に続く、第2戦のオーストラリア戦も勝利して、決勝トーナメントへの進出を決めた。
とりあえずは、おめでとう。
でも、まだ、出場権を手にしたわけじゃないから、第1戦、第2戦の勝利は、もう過去のもの、次からが本当に厳しい戦いになる。
この2試合で、チームの全体的に少しづつ硬さが取れてきたけど、まだ、パスがつながらない、パスミスも多い様に思える。
第3戦の中国戦に勝利して、１位通過で決勝トーナメントへ進出を決めたいところである。
AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024
<グループB_第2節>
U17日本女子代表vsU17中国女子代表
日時：2024年05月13日 16:00 KickOff(現地時間)
会場：Kapten I Wayan Dipta Stadium
第2節の結果、各グループの順位は以下となった。
Group A 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失 勝ち点
1 DPR Korea 2 2 0 0 13 0 13 6
2 Korea Republic 2 1 0 1 12 7 5 3
2 Philippines 2 1 0 1 6 7 -1 3
3 Indonesia 2 0 0 2 1 18 -17 0
Group B 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失 勝ち点
1 Japan 2 2 0 0 8 1 7 6
2 China PR 2 2 0 0 6 0 6 6
3 Australia 2 0 0 2 1 7 -6 0
4 Thailand 2 0 0 2 0 7 -7 0