AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024<グループB_第1節>
2024年10月16日から11月3日までドミニカ共和国で開催される「FIFA U-17女子ワールドカップ2024」への出場権をかけた大会が始まった。AFC(アジア)から、「FIFA U-17女子ワールドカップ2024」へ出場を許されるのは３か国である。つまりは、この大会で３位までの成績を治める必要がある。
「FIFA U-17女子ワールドカップ」は、2008年に第1回が開催され、日本はこの第1回大会から連続出場を果たしている。
FIFA U-17女子ワールドカップ
開催年：開催国 日本の成績
2008年：ニュージーランド ベスト8
2010年：トリニダード・トバゴ 準優勝
2012年：アゼルバイジャン ベスト8
2014年：コスタリカ 優勝
2016年：ヨルダン 準優勝
2018年：ウルグアイ ベスト8
2020年：インド 新型コロナにより中止
2022年：インド ベスト8
2024年：ドミニカ共和国 ？？？
さあ、ここから始まる「世界一への道」。緩やかな上り坂？なんてことはないだろう。いきなり、崖に出くわすこともあろう。だが、頂点を目指して乗り越えろ！がんばれ！にっぽん！
AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024
<グループB_第1節>
U17日本女子代表vsU17タイ女子代表
日時：2024年05月07日 19:00 KickOff(現地時間)
会場：Kapten I Wayan Dipta Stadium
U17日本女子代表のスタメンは以下。
GK 21 福田 真央
DF 06 鈴木 温子
DF 13 菅原 千嘉
DF 17 朝生 珠実
MF 05 榊 愛花
MF 14 眞城 美春 (Cap.)
MF 15 本多 桃華
MF 16 福島 望愛
FW 08 木下 日菜子
FW 19 辻 あみる
FW 23 松浦 芽育子
U17日本女子代表の布陣は4-2-3-1なのか？
FW：19
MF：16、23、08
MF：08、05
DF：06、17、15、13
GK：21
U17日本女子代表のSUBメンは以下。
GK 18 坂田 湖琳
DF 02 青木 夕菜
DF 03 牧口 優花
DF 04 太田 美月
MF 07 菊地 花奈
MF 22 平川 陽菜
FW 09 佐藤 もも サロワンウエキ
FW 11 根津 里莉日
FW 12 津田 愛乃音
FW 20 花城 恵唯
U17タイ女子代表のスタメンは以下。
GK 18 A. Boonprakanpai
DF 05 M. Noyvach
DF 06 P. Klinklai
DF 11 P. Khuchuea
DF 14 J. Jaimulwong
MF 07 R. Taobao
MF 08 R. Moondong
MF 10 M. Casteen
MF 12 M. Thaprik
MF 19 K. Limpawanich
FW 09 A. Yingsakul
U17タイ女子代表のSUBメンは以下。
01 B. Singsai
02 N. Suebsuan
03 A. Yuttakas
04 S. Mukdasakulpibal
13 C. Khamtan
15 P. Kruechuenchom
16 N. Kosonsaksakun
17 A. Homtago
20 C. Kitikhun
21 P. Sitthisan
22 P. Aeewong
23 M. Bupphahao
前半を終えて、ゼロ対ゼロ。
U17日本女子代表の選手、みんなに言えることだろうけど、初戦の緊張からなのか「らしさ」が無いように感じる。プレーに迫力が無い。小さく縮こまっている感じを受けた。
Thailandの側から見れば、失点をゼロにおさえることができたのは、上出来といえるであろう。これで後半、あわよくば先制点を奪って、引いて守ってと考えているに違いない。
引いて守る相手からどうやってゴールを奪うか？
必ず、引いて守るだけでなく、攻めに転じるときもある。
守りに隙も生まれるだろう。
「チャンスに決める。」
当たり前だが、それが、試合を決定づけるであろう。
選手交代：
HT、日本の選手交代：OUT #13菅原千嘉→IN #02青木夕菜
HT、日本の選手交代：OUT #19辻 あみる→IN #12 津田愛乃音
後半10分、タイの選手交代：OUT #10M. Casteen→IN #13C. Khamtan
後半24分、タイの選手交代：OUT #08R. Moondong→IN #15P.Kruechuenchom
後半24分、タイの選手交代：OUT #09A. Yingsakul→IN #17A. Homtago
後半28分、日本の選手交代：OUT #16福島望愛→IN #07菊地花奈
後半29分、日本の選手交代：OUT #23松浦芽育子→IN #20花城恵唯
後半31分、タイの選手交代：OUT #06P. Klinklai→IN #03A. Yuttakas
後半31分、タイの選手交代：OUT #07R. Taobao→IN #16N. Kosonsaksakun
後半40分、日本の選手交代：OUT #14眞城美春→IN #22平川陽菜
得点シーン：
後半6分、日本：M1右サイド、#08木下さん中央へ運んで～＞M1右ハーフ、#08木下さん左へサイドチェンジー＞A2左サイド、#16福島さんが縦に運んで～＞PA左、#16福島さんグラウンダーのクロスー＞PA中央、タイのディフェンダーが#12津田さんのシュートを阻止したがこぼれ球となり―＞ペナルティアーク左付近、#14眞城さん右足ワンタッチでディフェンダーをかわし右足S⌒＞ボールは美しい弾道を描いてゴール右上隅に吸い込まれた。１対ゼロ。
後半20分、日本：A2左ハーフ、#23松浦さんがボールを奪って～＞PA左角、#23松浦さん切り返してディフェンダーをかわし中央へパスー＞ペナルティアーク付近、#12津田さん右足S―＞ボールはディフェンダーに当たって⌒＞ペナルティアーク付近、#12津田さん頭に当てて右へ⌒＞PA右、#08木下さんタメてディフェンダーをひきつけからマイナスのパス―＞ペナルティアーク右手前、#05榊さん右足S―＞グラウンダーのボールにGKが反応しキャッチしたかに見えたが、ボールが股間からこぼれてゴール内へ。２対ゼロ。
後半24分、日本：タイのディフェンダーがPA内からクリアボールを前に―＞A2右ハーフ、#14眞城さんワンタッチで縦にはじき返して―＞ペナルティアーク内、#12津田さんポストプレーから反転し右足S―＞ボールはゴール左ポストに当たってゴール内へ。３対ゼロ。
後半42分、日本：A2右ハーフ、#08木下さん縦パスー＞A1右サイド、#20花城さんクロス⌒＞GA中央、#12津田さんHS―＞ゴール中央に決まる。４対ゼロ。
ゴールにはならなかったが惜しいシーン：
後半34分、日本：M1右ハーフ、#05榊さんワンタッチで縦パスー＞A1右ハーフ、#14眞城さんワントラップしてすぐに右前に―＞A1右サイド、#08木下さん中央へクロス⌒＞PA中央、タイのディフェンダーが触れず―＞PA中央、#12津田さんと#07菊地さんが交錯しそうになりシュート打てず、スルーパスとなり―＞PA中央やや左寄り、#06鈴木さん左足トラップ縦に運んで～＞GA左、二人のディフェンダーのブロックをかわして、#06鈴木さん左足S⌒＞ゴール左ネットに当たる。
はるこぉ～！めっちゃおしい！
後半45分＋2分、日本：M1左ハーフ、#20花城さんがボールを奪って～＞A2中央、#20花城さん右へ―＞A2右ハーフ、#08木下さん右前に―＞PA右、#02青木さんフリーで右足S⌒＞ゴール上を通過してゴール後ろへ。
ゆなぁ～！枠内に飛ばそうよ！
試合結果は4対ゼロでU17日本女子代表の勝利。
U17日本女子代表は、難しいと言われる初戦に無事勝利した。
だが、この初戦の対タイ戦、特に前半は硬さが見られた。
ワンタッチでのパスがなかなか出せずに中盤から前線にボールが渡らない。
ディフェンスラインでボールは持てるもののフリーな状態なのに前に運ぼうとしない。
サイドからのクロスの精度もイマイチ。
後半になって、少しずつ、試合の雰囲気に慣れてきたのかボールがつながるようになった。
先制点が取れた後、なかなか追加点が奪えず、見ている方としては「ヤキモキ」させれるシーンが続いたが、追加点の2点目、3点目が決まった後は、リラックスできたのか、シュートの数も増え、押し込む時間帯となった。
だが、まだ、全体的にアイデアが乏しかった。
課題が多い初戦と言えた。第2戦に向けて、良い準備をしてもらいたい。
AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024
<グループB_第2節>
U17日本女子代表vsU17オーストラリア女子代表
日時：2024年05月10日 19:00 KickOff(現地時間)
会場：Kapten I Wayan Dipta Stadium
第１節の結果各グループの順位は以下となった。
Group A 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失 勝ち点
1 DPR Korea 1 1 0 0 7 0 7 3
2 Philippines 1 1 0 0 6 1 5 3
3 Indonesia 1 0 0 1 1 6 -5 0
4 Korea Republic 1 0 0 1 0 7 -7 0
Group B 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失 勝ち点
1 Japan 1 1 0 0 4 0 4 3
2 China PR 1 1 0 0 3 0 3 3
3 Australia 1 0 0 1 0 3 -3 0
4 Thailand 1 0 0 1 0 4 -4 0