雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米４合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば
行って 看病してやり
西に疲れた母あれば
行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば
つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
みなさんご存知の通り宮沢賢治の
「雨ニモマケズ」
ですよね
小学校の時に暗記テストで覚えました。
こないだからね、ずーっと頭の中に出てくるんです。
忘れてる所もあるので読み返してたら
これって.......すごいことなんじゃない
そして宮沢賢治のことを調べてたら
この方 すごく人の為に尽くされた方なんですね
興味のある方はネットなとで調べて見てくださいね
改めて読むと ここまでの人間になれるだろうか....
なれなくても自分の人生の目標として心に覚えておこうと思った
空に呼ばれて遠回りして帰ったある日の夕陽
明日もみんなが笑えますように
