コレジャナイ感ハンパねぇ!!


そう思いながら、家族でシンガポールチキンライスのようなものを食べる。

子供も、夫も、そういう食べ物だと思って暮している。



だが、向上心のある私は、更に本場の美味しさに近づけたい。

近づけたいが、本で見た写真しか手がかりが無いのだ。




そんなある日、人生初のシンガポールチキンライスを食べるチャンスがやってきた。

食通の友人が、日本一美味しいと言っていた。



田町にある

威南記海南鶏飯 日本本店 (Wee Nam Kee Chicken Rice/ウィーナムキーチキンライス)



画像はお借りしました



店内からは、外の緑が美しく映え、都内と言う事を忘れてしまうような素敵な雰囲気に、大人気なくはしゃいでしまう。

ほぼ満席。みんなひたすら鶏肉を注文している。

スチームとローストの二種類の調理法から選べるのだ。


奥の厨房では、蒸しあがった丸鶏をバンバン叩き割って(と言う表現が近い)、肉をそぎ落としてキレイに盛り付けしているのがガラス越しに見られる。


盛り付けはシンプル。

タレは、赤くて辛いのと、たまり醤油みたいなのと、ニンニク。

自分で好みに混ぜる事ができる。


鶏をゆでたようなスープが美味しい。




そして、肉!!!!!

鶏肉がぁ!!!!!!



何と柔らかく、味があっておいしい事か。



箸で持つと、肉がプルプル震えるほどの柔らかさ。

うっすらピンクかかっていて、それでも火が通っている。



サラダチキンとは全く別物だ。



肉が違うのかと思ったが、国産の鶏なので、秘密は丸鶏なのではないか。

鶏肉のうまみを最大限に生かした料理だと言う事が分かった。

家でますます作りたい。