パプリカ(2006)



⭐︎3.3/5





林原めぐみの声がめちゃくちゃ良いぃぃーーー!!!

透き通った声が聞き心地良すぎたよ。

林原めぐみじゃなかったら最後まで見れなかったかも

っていうのは内容が濃くて、見てる間ずーっと何か取り残されてる感があったから。


作者の頭の中を覗いてるような、でも自分はそれについていけてなくて完全には理解できてないんだろうなって上手く説明できない感情。



評価⭐︎3かなって思ったけど林原めぐみの声が良かったから+0.3にしてみた。

評価って言っても自分が後から振り返った時に目安にしやすいようにつけた適当な好き、とかオススメ度なのでね。深い意味はないよん。




DCミニっていう他者の夢の中に入れる装置が盗まれてしまい、それを悪用して夢に入り込まれた人たちが操られ、世界が夢と現実の混乱に巻き込まれていくというストーリー。会話もちょこちょこ難しめなので、大人向けアニメだね。




一番強烈だったのはやっぱりあのパレード!!賑やかで明るめな音楽に紙吹雪とか舞ってて一見華やかなんだけど、楽しそうとは思えないどこか不気味な雰囲気。


また日本人形の表情が怖すぎて怖すぎて。甲高い声で笑うのも不気味。小さい子が見たらトラウマになりそうだし、裸のシーンとかあるから家族で見たら気まずそう。笑




敦子の分身であるパプリカがめちゃくちゃ可愛くて。夢の中で犯人を追いかけるんだけど、色々な衣装にチェンジしてるのが見どころ。孫悟空になったりターザンになったり。ティンカーベルとかパンチラどころかパンモロしてる。



敦子はクールビューティー、パプリカの時はキュートって感じかな。ちょっとはっちゃけた様な明るい声がまた可愛いかった。




私は夢をほとんど覚えてないタイプで。はっきりこんな夢見たって言えるのは年に3回くらいとか?でも、何か嫌な夢を見て起きた時に気分が冴えなかった経験はあったなぁーってこの作品見てて思い出した。

って考えると夢って不思議だね。自分の脳内で無意識に作り出した作品に良くも悪くも振り回されるんだから。




刑事の人が、映画館内で見てた作品の中のパプリカを助けに行こうとしてスクリーンに体当たりしてぶち破ろうとするシーンがあるんだけど、そのスクリーンが破れなくてみょーーーーんて伸びるの。それが面白かった。

境界線がぐにゃぐにゃしてたり、地面が吸い込まれたりっていうよく夢で見そうなシチュエーションが多かった。




万人受けはしないかもだけど、一風変わったアニメが見たいなって時にオススメです!